廃校をリノベーションした南房総の体験型宿泊施設・自然の家「くすの木」に行って来た
まるで見た目は学校な 宿泊施設・自然の家「くすの木」
先日、私が副理事長を務める千葉県内のとあるNPO法人の総会と懇親会に参加してきました。今年は、じっくりと腰を据え、且つ、楽しくやろうと言うことで、宿泊込みで実施しました。
実際に利用した会議・宿泊施設は、房総半島の真ん中、南房総市にある、和田町営の体験交流型宿泊施設・自然の家「くすの木」(公式サイト)。一番上の写真を見ると、ロッジ風の宿の玄関みたいに見えますが、下の写真を見て下さい。
学校と校庭のように見えませんか? 実はこの「くすの木」は、122年の歴史を誇り、惜しまれつつも平成7年に廃校になった旧・和田町立 上三原小学校をリノベーションされて出来た施設です。校舎は消防法等に適するために「木」の温もりを活かした建物に建て替えられています。
また、6つある客室には写真のように「一学年」~「六学年」の名が付けられています。
客室内はきれいで、テレビとエアコンがあります。冷蔵庫はありません。また、トイレと風呂は共同ですが、とても清掃が行き届いて気分が良かったです。
地元主婦が作る地元の食材を活かした素朴なお料理
夕方から「食堂兼会議室」で総会を終え、そのまま懇親会がスタート。食事は、地元の主婦のスタッフが、地元の食材を活かしたシンプルな料理です。豪華ではありませんが、素材の味を活かした素朴な味で美味しかったです。
この日は宿泊客が我々NPOの数名だけでしたので、全館貸し切りで飲み会が始まりました。たくさん頂いた中でも、日本酒の酒蔵が作ったレモンとびわのリキュールは美味しかったです。
朝食もシンプルですが、美味しかったです。
元講堂の「多目的ホール」には122年の歴史が刻まれる
帰る前に、宿泊棟に隣接して建っている「多目的ホール」は、元の講堂をそのまま残してありました。壁に122年に亘る歴史を感じさせる、歴代の校長先生の顔写真が飾られていました。
事前に申し込めば、酪農体験や野菜収穫などの体験も出来るので、お子さん連れで泊まりに行くのにも最適です。
調査捕鯨の町らしい「クジラの資料館」
自然の家「くすの木」から車で約20分のところに、南房総市和田町「道の駅」の「WA・O!(ワオ)」(公式サイト)があります。
和田町は今でも調査捕鯨が行われている場所なので(くじらのお話 | 南房総市朝夷商工会)、施設内にはクジラの資料を集めた展示室があり、屋外の「クジラ広場」には、地球史上最大の動物「シロナガスクジラの全身骨格」が展示(公式の解説)されています。
また、小さな公園があり、遊具がクジラ、シャチ、イルカになっているのが可愛いですよね。
管理人御用達の地魚と地酒の鮨屋「大徳家」
帰路は、南房総市の千倉にある、私の御用達のお寿司屋さん「大徳家」(公式サイト)(大将が管理人のブログ『南房総を愛する男の日記』)に寄りました。
地元でとれ立ての小ぶりな「生ガキ」と「のれそれのポン酢和え」を頂きました。生ガキはご存知の方が多いでしょうが、「のれそれ」はアナゴの稚魚で夏の風物詩(大徳家さんの “のれそれ”の解説)。良く見ると、黒い目が見えますよ。
房州名物の飾り巻き寿司
最後は、道の駅「富楽里(ふらり)とみやま」(公式サイト)に立ち寄り、房州名物の飾り巻き寿司を買って帰って来ました。これからも、NPO活動を通して、南房総の活性化に力を注ごうと思った2日間でした。
可愛い!美味しい!房総の伝統郷土料理「太巻き祭りずし」作り│観光・旅行ガイド - ぐるたび
あとがき
実母の親戚がある理由から、生まれた年の夏から毎年、既に50余年も通い続けているのが千葉県の南房総。2009年には、千葉県館山市の公式観光プロモーションビデオの制作まで請け負いました。今は同じ千葉県に住んでいますが、南房総には独特の魅力が詰まっています。もし良かったら行ってみて下さい。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
まっぷる 千葉・房総 '17 (まっぷるマガジン)
廃校遺産 the ruins of a school
亀田酒造 れもん酒 300ml リキュール
亀田酒造 房州富浦町特産びわ使用 びわ酒300ml リキュール
巻きずし (ブティックムックno.1055)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11442/
- 関連記事
-
- 千葉県八千代市の新川沿い河津桜「日本最長級」千本桜まつりの様子 (2019/03/10)
- [季節の便り] 2018年の梨の出来は早くて美味しいらしい@千葉県八千代市 (2018/07/30)
- 廃校をリノベーションした南房総の体験型宿泊施設・自然の家「くすの木」に行って来た (2018/06/04)
- 春の足音… アスファルトを突き破るって生える逞しい土筆(つくし)を見つけました (2017/02/27)
- 公式よりわかりやすい、成田の鰻専門店「川豊本店」の整理券順番待ちの手順【2017年1月版】 (2017/01/14)