半分、青い。 (第55回・6/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第10週『息がしたい!』の
『第55回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
ある日、律(佐藤健)は清(古畑星夏)を自宅に招く。そこで清は部屋に飾られた律の幼なじみ4人、梟(ふくろう)会の写真を見つける。律の隣で笑顔を見せる鈴愛(永野芽郁)にやきもちを焼く清。そのころ、鈴愛が暮らす秋風ハウスでは、晴(松雪泰子)がちらかった部屋の掃除に精を出していた。夜になり、鈴愛の部屋の扉がノックされ晴が扉を開けると、アシスタント仲間の裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が立っていて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
『息がしたい!』の月曜日が "ため息" しか出ない…
決して「息もつかせぬ」とか「息をのむ」ような展開にせよなんて贅沢が無駄な願いであることは百も承知だが。敢えて『息がしたい!』と言うサブタイトルを付けたのに、その月曜日の冒頭から「ため息」しか出ないって…
律の恋、描く必要あるのかな。更に、それを発展させて清の鈴愛へのやきもちとかも、描く必要あるのかな。もう、そんな感想しか出て来やしない。
1日目の夕食シーン、予算の都合でカットしたの?
さて、劇中は晴が上京し2日目の昼過ぎを描いている。職場に晴がおにぎりを差し入れた。これ自体は間違ってはいないのだが、不自然と言うか気になることがある。前回がほぼ鈴愛の片耳失聴を無視した川の字で寝ながら喋るシーンで終わったのもどうかと思うが…
おにぎりのお礼にディナー券って多過ぎないか? もしかして、1日目の夕食のシーンをカットした? 予算の都合で撮影できなかったから、おにぎりだけ撮影してお茶を濁した? まあね、好意的な解釈をすれば、1日目は親子水入らずでどこかへ食事に行ったと捉えることも出来る。
しかしだ。これまでの描写では鈴愛とオクテとユーコは3人一緒に帰って来る。それなのに、晴と鈴愛は別行動を取ったとは考えづらい。やはり、ここは自然且つ順当に考えれば、帰宅してくる鈴愛を含めた3人に、食堂経営をしている母親が(郷土料理とは言わないから)せめて母の手料理を作って待ってる…んじゃないのかな?
晴の鈴愛への愛情を描かず、騒動のネタ振りで終わりか…
その上、困ったことに、「お礼」のディナー券で東京最後の食事を一緒にしようと言う母親からの申し出と、正人との2度目のデートを天秤にかけた鈴愛。確かに、若い時はそう言う時はある。認める。
で、今回のラストを見る限り、「仕事だ」と母に嘘をついてデートに行くが、それを悔いてレストランに行くと意外な人物と晴が食事をしてビックリ…なんて展開になるに違いない。
晴の鈴愛への愛情をしっかりと描かず、次回に描かれるに決まっている「騒動」のためのネタ振りに、晴に残り物の米でおにりぎを作らせ、律の恋を無駄に描き、肝心の主人公は息をしているのか分からない程に存在感が乏しいって、明らかに描くべきもの、描くべき順番、描くべき比率がいびつ過ぎる。脚本家の自己満足と的外れな演出のせいだが…
あとがき
明日の騒動のためのネタ振りのために、おかしな展開になりましたね。それにしても、いつまで恋バナ続くのかな? 「恋をしろ」と言った秋風の漫画指導はいつになったら話が戻って来るのやら…
最後に。前回の感想に、70回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。何が何でも、2組のカップルの恋バナを描いたいようですね。いつ頃終わるのか分かれば、その頃まで休止したいくらいです…
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