花のち晴れ~花男 Next Season~ (第5話・2018/5/15) 感想

TBS系・火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(公式)
第5話『初めての愛の告白! 最強の恋敵出現でどうなる!?四角関係は急展開』の感想。
なお、原作:神尾葉子「花のち晴れ~花男 Next Season~」(集英社)は未読。
C5の一茶(鈴木仁)主催のパーティーで、モデルのめぐみ(飯豊まりえ)が晴(平野紫耀)に急接近。愛莉(今田美桜)に連れられて会場にやって来た音(杉咲花)はその様子を目撃し、晴と口論になる。その後、音は愛莉と会場にある露天風呂へ。一方の晴も風呂に向かうが、会場側のミスで入浴中のめぐみと遭遇してしまう。焦って帰ろうとする晴は、愛莉の計らいで、音を自宅まで送ることに。だが、帰りの車中はぎくしゃくとして…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:吉田恵里香(過去作/恋するイヴ、男水!)
演出:石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、逃げるは恥だが役に立つ) 第1,2,3話
坪井敏雄(過去作/カルテット、わにとかげきす、監獄のお姫さま) 第4話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、ナポレオンの村、99.9) 第5話
音楽:大間々昂(過去作/家族ノカタチ、地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子)
平野義久(過去作/ゆとりですがなにか、先に生まれただけの僕)
主題歌:King & Prince「シンデレラガール」
演出家の交代で…
演出家が今作初担当の岡本伸吾に交代したせいで、これまでよりも若干コミカルな部分が薄まり、「アップ→引き→アップ→引き」の単調な編集でテンポも悪くなった第5話。でも、脚本的に愛莉が善人になり、新キャラのめぐみが加わったために、描くことが増えて焦点ボケになったのかも…
もっと「C5」を描いて "C5の晴" を魅せたら良いのに…
また、演出家が交代して、より感じたのが、「C5」の描き方の中途半端さ。確かに主人公は晴なのだが、折角「C5」がいるし、それなりの演者を揃えているのだから、中途半端に描くのを止めて、しっかりと「C5」を描いて “C5の晴” を魅せたら、もっと晴の個性が引き立つと思うのだが…
天馬君が救ってくれた…
従って、今回はこれまでの順調な正常進化がちょっと止まって、「痛快青春ラブコメ」から「普通の恋バナ」に格下げになったような。でも、後半戦で落ち込んだ音を励ます王子様の天馬に感じた音のこのモノローグが、第5話の私の印象を上手に言い当てた。
音(M)「天馬君が救ってくれた」
今回を “本作らしい三角関係の恋バナ” だと思わせたのは、紛れもなく天馬の存在。それにしても『監獄学園-プリズンスクール-』で主演をやった時から注目している中川大志さんですが、こんなに幅の広い演技ができる俳優さんになったんだなぁと妙に感心もしてしまった。平野紫耀さんも魅力的なのだが…
あとがき
演出が、音とめぐみ、音の母と亜里沙のウザい部分を必要以上にウザく描き過ぎたお蔭で、痛快さがイライラに負けっちゃったかも知れませんね。演出家同士の統一感が欲しかったです。めぐみのウザさは演者のせいもありますが。予告編を見る限りでは、演出家が交代していそうだから、新たな気持ちでオジサンでも、十分に楽しめる "痛快青春ラブコメ" を期待します。
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