正義のセ (第5話・2018/5/9) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『正義のセ』(公式)
第5話『不倫の末の殺人!?先輩検事と突然のキス!!』の感想。
なお、原作の阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)は既読。
※[読書] 正義のセ [第1~4巻] (阿川 佐和子/著・角川書店) 感想
凜々子(吉高由里子)と相原(安田顕)は、医大の助手・香織(佐藤めぐみ)の転落死現場に臨場する。香織と最後に会った教授・高嶋(原田龍二)は、彼女と不倫関係で別れ話をしたと告白。高嶋は香織の殺害容疑で逮捕されるが、医療機器メーカーの茂木(木下隆行)と一緒にいたとアリバイを主張し、容疑を否認する。その後、この件は医大を巡る贈収賄も絡んだ大事件に発展。凜々子は大塚(三浦翔平)と組んで捜査をすることになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)
脚本:松田裕子(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2話
松田美弥子(過去作/不明) 第2,4話
梅田みか(過去作/37.5℃の涙、ゴーストママ捜査線) 第3,5話
演出:南雲聖一(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2,5話
明石広人(過去作/過保護のカホコ、トドメの接吻) 第4話
岩﨑マリエ(過去作/銭形警部 真紅の捜査ファイル、雨が降ると君は優しい) 第3話
音楽:得田真裕(過去作/きょうは会社休みます。、アンナチュラル)
検事の捜査シーンもどうかと思うが、主人公の正義感が…
完全に実家のくだりが、主人公の検事の仕事と乖離してしまっているのが、本当に残念。まっ、本筋が穴だらけだから、芸達者な俳優さんたちの演技で良き息抜きにはなっているが、それで良いとは思えない…
さて、冒頭で、犯行発覚直後の殺人現場に検事らが行っていたが、起訴後に検証に行くならともかく、これでは刑事ドラマみたいに見えてしまった。そして、こんな検事たちに捜査されて送検される被疑者が気の毒なような…
とにかく、タイトルが『正義のセ』なのだから、もっともっと主人公の正義感を描くべきなのに、肝心の描写が欠落しているから、痛快さもないし、ほっこりすることもないし。第5話で、これだけ芯が描かれていないのはどうかと思う。
あとがき
原作は面白いのになぁ。折角の実写ドラマ化なのに勿体ないです。
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ドラマ「正義のセ」 オリジナル・サウンドトラック
正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い! (角川文庫)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11351/
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