半分、青い。 (第33回・5/9) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第6週『叫びたい!』
『第33回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
鈴愛(永野芽郁)が東京に旅立つ前の晩。子どものころのように、母・晴(松雪泰子)の布団にもぐりこみ、最後の時間をかみ締める。翌日、晴、宇太郎(滝藤賢一)、仙吉(中村雅俊)、草太(上村海成)らは、鈴愛を見送るため一家総出でバスターミナルを訪れる。大好きな家族と別れ、鈴愛は故郷・岐阜をあとにする。そして、東京。鈴愛は早速、秋風羽織(豊川悦司)のオフィスを訪ねるが、そこで待ち構えていたものは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
右耳を、手で塞いで枕に押し付けて背を向けているのに!?
流石に、アバンタイトルの冒頭から突っ込ませないで欲しいのだが。父親に背を向けて、右耳に手を当てて、更に枕に押し付けているのに、どうして父親のいびきが聞こえたんだ? これは演技指導のミスとしか思えない。ミスで無ければ、演出家が鈴愛が片耳失聴であることを日常的に意識せずに演技指導をしていると言うことだ。
だったら、脚本家と相談して、以前にも書いたようにいつの間にか片耳失聴は治っていたことにした方が良い。それでなくても、就職試験の時位しか片耳失聴がエピソードに影響を与えたことは無いのだから。
"今生の別れ" でも無いのに、大袈裟過ぎる!
楽しく見ている人には申し訳ないが、これ、高校を卒業した女の子が、気まぐれみたいに書いた漫画が有名漫画家の目に留まり、才能を見出されて、岐阜から東京に修行に行く…って、だけの話で無いのか? なのに、劇中ではまるで “今生の別れ” みたいな描き方になっていることが最大の違和感。
そして、ちょこちょこと入れて来る鈴愛のおっちょこちょいっぷりが、逆に “今生の別れ” を茶化しているように見えてしまって、ここ最近の親子の別れのシーンの中では、一番感動が薄かった。いや、ほぼ感動は無く、あ~やっとバスに乗ったかぁって感じ。
先日の下見の時は、鈴愛1人で上京させた…のに?
だって、おかしいでしょ! 先日、初めて東京に下見に行く時は、片耳失聴の娘がたった1人で行くのを黙認したのに、今度は家族総出でお見送りって、全然統一感が無い。流石に雑過ぎる。そして、バスが発車するまでも発車した後もクド過ぎる。こう見ると『ひよっこ』さえも良く出来ていたんだなぁと思えてしまった。
あとがき
やっと、「東京編」が始まりますね。なんか、上京するまで無駄に長くてクドくて雑だから、正直 “やっと” と言う気持ちよりも、“これから始まるの?” と言う落胆の方が強いです。いよいよ今週が継続視聴の見極めになりそう。そんなはずじゃ、無かったのに…
最後に。前回の感想に、50回のWeb拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。なんか、鈴愛がどんどん稚拙な女子になって行くのが見ていられなくなりそうです。どうして、あんなキャラにするのでしょう? 益々脚本家の意図が分からなくなっています…
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