花のち晴れ~花男 Next Season~ (第4話・2018/5/8) 感想

TBS系・火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(公式)
第4話『恋の逆襲は大波乱!!新ライバル登場!?四角関係スタート』の感想。
なお、原作:神尾葉子「花のち晴れ~花男 Next Season~」(集英社)は未読。
愛莉(今田美桜)が音(杉咲花)にこれまでの件を謝罪し「音と友達になりたい」と言い出す。晴(平野紫耀)や海斗(濱田龍臣)らは愛莉の本心が読めず、疑いを拭えない。ところが愛莉は海斗も知らなかった‘黒歴史’を音にさらけだし、晴に救われたことを告白。当初は警戒していた音も、愛莉に心を開いていく。一方で、音は助けてくれた天馬(中川大志)に連絡できずにいた。そんな折、音と晴は愛莉の誘いで遊びに行くことになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:吉田恵里香(過去作/恋するイヴ、男水!)
演出:石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、逃げるは恥だが役に立つ) 第1,2,3話
坪井敏雄(過去作/カルテット、わにとかげきす、監獄のお姫さま) 第4話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、ナポレオンの村、99.9)
音楽:大間々昂(過去作/家族ノカタチ、地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子)
平野義久(過去作/ゆとりですがなにか、先に生まれただけの僕)
主題歌:King & Prince「シンデレラガール」
感情を描き、人間関係でドラマを魅せている!
これまで回を重ねる毎に正常進化をし続け来た本作。今回も奇抜な設定やエピソードでドラマを描くのでなく、あくまでも登場人物たちの心情を中心に、人と人の関係性で物語を構築し、ドラマを魅せているのは、本当に好感が持てる。連ドラとして、過去が現在を動かして未来が変わると言う面白さも、ちゃんと表現されているし。
もっと音の感情表現を前面に出したら良いのに…
ただ、ちょっと物足りなかった。それは演出家が初めて交代したせいもあるかも知れないし、脚本のせいかも知れないが、全体的にメリハリが無いのだ。各エピソードの中ではメリハリはあるが、67分を通してみると意外と平坦に感じてしまうのだ。
その理由は、音がまだまだ物語の中核にいないから。複雑な人間関係を描いて、男同士や女同士、男女の関係などいろいろ描くのが本作の醍醐味なのだが、今一つ音が中心に物語が紡がれていない印象が強くて…。例えば、音よりも愛莉の方が目立っている点とか。
もっと、音の心情を映像で見せたら良いと思う。ちょっと控えめで内に秘めちゃうキャラクターであるのだが、愛莉は当然のこと、晴もかなり感情表現をするようになってきているから、もっと音の内面を表に出すような脚本と演技指導をした方が、杉咲花さんらしさも出ると思う。
あとがき
オジサンでも、十分に楽しめる "痛快青春ラブコメ" に仕上がってますね。個々が "自分らしく生きること" を真面目に考えて頑張っている姿を見るのは、元気がもらえます。このまま正常進化を続けて欲しいです。
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