ヘッドハンター (第4話・2018/5/7) 感想

テレ東系・ドラマBiz『ヘッドハンター』(公式)
第4話の感想。
黒澤(江口洋介)、灰谷(杉本哲太)、美憂(徳永えり)は、ある温泉地で善三(伊武雅刀)・瑞江(立石涼子)夫婦が営む老舗旅館に来ていた。善三が倒れて車椅子が必要な状態になり、息子たちとは絶縁状態にあるため、新たな後継者を探してほしいという。芳しくない経営状況を知った黒澤は現地に残り、旅館事情の調査に乗り出す。東京に戻った灰谷と美憂は早速、条件に合った候補者を挙げるが、善三は何かと条件を付けては断る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:林宏司(過去作/救命病棟24時2、医龍シリーズ、コード・ブルー1・2、BOSS1・2)
演出:星護(過去作/僕の生きる道、僕の歩く道、テミスの剣) 第1,2話
土方政人(過去作/ゴーストライター、大貧乏、明日の約束) 第3話
小林義則(過去作/アンフェア、ダンドリ。、ヤッさん~築地発! おいしい事件簿~) 第4話
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、dinner、テミスの剣)
主題歌:Beverly「Baby don’t cry ~神様に触れる唇~」
第4話は、一粒で二度、三度も美味しかった!
今回は、これまでの所謂 “王道のヘッドハントの話” にかなり捻りを加えた内容。大型連休の直後とあって、温泉宿を舞台にした季節感まで取り入れて。正に、どんでん返しと言った後継者問題の解決も見事だし、ちゃんと「SAGASU」と「ブリッジ」の対立も描けていたし、一粒で二度、三度も美味しい第4話だった。
主人公のサイドストーリーの魅せ方が秀逸!
更に驚いたのが、これだけの内容を描きながら、黒澤の過去を小出しに描きつつ、黒澤の謎を連ドラならではの面白さに昇華させたこと。
実は、いろいろな連ドラが主軸を描きつつ、主人公のサイドストーリーを描くことをやっているが、最近のドラマは下手な作品ばかりが目立つ。主従関係が逆転しちゃうのが多い。そこも正統派で攻めたのも褒めたいところだ。
あとがき
最後のクレジットタイトルが、エキストラ以外は役名と俳優名が併記されているのが、私はとっても好きです。スタッフがキャストをとても大切にしているのが伝わってくるので。それと予告編もちょうどいい感じ。見せ過ぎないのがいい塩梅です。
そんな本作でちょっと気になったのが、「SAGASU」のリサーチャー・美憂が若干うるさくなったこと。確かに灰谷とのコミカルなやり取りは面白いですが、今回は少々多過ぎたような。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。まっ、黒澤の採算度外視の業務こそ、過ぎたるは…なのですが(笑)
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
Baby don't cry ~神様に触れる唇~ Beverly
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11341/
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