半分、青い。 (第17回・4/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第3週『恋したい!』
『第17回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
いつもの通学路。バスを待つ鈴愛(永野芽郁)の前を一人の男子学生が自転車で通り過ぎる。学生が落としたものを拾い、必死で追いかける鈴愛。学生は礼儀正しい好青年だった。鈴愛はそのできごとを早速、学校でブッチャー(矢本悠馬)や菜生(奈緒)たちに伝える。律(佐藤健)は、その学生ともう一度会えたら、それは運命の出会いかもしれないという。それから数日後の朝、同じ場所でバスを待つ鈴愛を待ち受けていたのは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
もっと、鈴愛に個性が欲しい…
え~っと。例えば、今回のアバンタイトルで、途中で鈴愛の背後からバスが来たでしょ? 鈴愛の右耳は普通だから、あの擦れ擦れに通ったバスにちょっと驚いて気付いても良かった。でも、脚本と演出は、待っていたバスが通り過ぎちゃった事なんか眼中にない程に、鈴愛が目の前の男子学生に夢中って方を選んで描いた。
いや、間違ってはいないのだ。何が言いたいかって言うと、鈴愛の左の片耳失聴であることが、ここ最近ほとんど描かれていないってことを言いたいのだ。もちろん、本人の努力や周囲の人の優しさで、日常生活に不自由がないと、脳内補完は出来るのだが、もっと、片耳失聴を演出に取り込んだら良いのにって思うのだ。
そう思ってしまうのは、鈴愛に今のところこれと言った特徴が無いから。かわいいとか元気とか明るいとか、そう言う条件は現代を舞台にした朝ドラのヒロインにとっては、全員マストだから。だから、もっと鈴愛ならではの個性が欲しいのだ。
もっと、鈴愛の片耳失聴を上手に描けないのかな?
アバンを見て、そんなことを感じていたら、本編に入った直後に登場したね。先週半ば以来か? 付け耳。
でも、悪いことばかりではない。第2週までは左耳を意識しない演出が多かったのに、ここ最近はかなり減っている。今回の中盤での食堂のシーンでも、ちゃんと鈴愛に右側から話し掛けていたし。減っているから気付き難い…片耳失聴が。これの堂々巡りになっているのが現在。だから、何とかして欲しいのだ…
若手の部と大人の部の "俳優推し" の朝ドラを見てるみたい…
しかし、いくらテーマパークの話が “大人の話” であるとは言え、完全にヒロインが絡んでいないのはどうなのかな? こう言ってはなんだが、俳優を若手の部と大人の部に分けて、それぞれ “俳優推し” のドラマを並列に放送しているように見えてしまっている。これで良いのかなぁ?
あとがき
今回のラストは、片耳失聴を利用したくだりなのでしょうか。あれだけ離れていたら誰もが聞こえないと思いますが。とにかく、鈴愛に個性が欲しいです。それとも、早々に人生の目標を持たせて、どんどん物語を先に進めちゃうとか。何となく初恋と “詩人” で雰囲気を作って、とうとう明日は土曜日ですよ。一体、今週何があったっけ?
前回の感想に、53回のWeb拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。結構、悶々としながら視聴している読者さんが多いようですね。私もです。そして、また書きますが、鈴愛の魅力を描いて欲しいです。でも、それ以前にもっともっと鈴愛自身を描くべきですよね。
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