モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― (第1話/初回15分拡大・2018/4/19) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(公式)
第1話/初回15分拡大『冤罪で地獄に落とされた男』の感想。
なお、原作のアレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」(小説)は未読。
恋人のすみれ(山本美月)との結婚を間近に控えた漁師の暖(ディーン・フジオカ)らが乗り込んだ遠洋漁船が遭難。数週間後、けがで亡くなった船長のバラジ(ベヘナム)に代わって、暖が船員を率いて奇跡的に帰港する。退院した暖は、その技術と人柄を認められ、先輩の神楽(新井浩文)を差し置いて次期船長に選ばれる。数日後、バラジに託された手紙を届けるため東京に向かう予定だった暖を、刑事の入間(高橋克典)が訪ねてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」(小説)
脚本:黒岩勉(過去作/僕のヤバイ妻、ようこそ、わが家へ、ストロベリーナイト)
演出:西谷弘(過去作/昼顔、ガリレオ、刑事ゆがみ) 第1話
髙野舞(過去作/昼顔、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう)
野田悠介(過去作/超限定能力、突然ですが、明日結婚します)
主題歌:DEAN FUJIOKA 『Echo』(A-Sketch)
音楽:眞鍋昭大(過去作/わにとかげぎす、明日の約束)
現実離れした世界観を少し抑え気味にしたら良かったのに…
何て言うのかな? 前期で放送された坂元裕二脚本の連ドラ『anone』みたいな雰囲気。かなり非現実的な、テレビドラマの中だからこそ成立する独特の世界観。
原作は未読だが、どんな物語なのかは知っている。だから、現実離れした展開となるのは良しとして、物語はともかく脚本や演出で醸し出される世界観の独特さは、もう少し抑え気味にした方が見易いし、「木曜劇場」枠らしい仕上がりになったような。
第1話であれこれ動き過ぎ。もっと日常を描いてから…
それに、どこにでもありそうな田舎の漁港、闇のテロ組織、無実の罪で異国で獄中生活などなど、結構第1話の中盤から次々と動き出しちゃったのが早急過ぎだったのかも? 折角15分も拡大したのなら、もっと前半で登場人物らの日常をしっかり描いてから、あれこれ動き出した方が良かったのに…
あとがき
第1話だけ見るつもりでしたが、ちょっとだけ先が気になるし、脚本家と演出家を考えると、もしかすると「木曜劇場」らしい作品になりそうな気もするので、第2話まで見てみようと思います。
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