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正義のセ (第1話/初回10分拡大・2018/4/11) 感想

正義のセ

日本テレビ系・水曜ドラマ『正義のセ』公式
第1話/初回10分拡大 ラテ欄『阿川佐和子原作!!恋に仕事に真っすぐな新米検事の初事件』の感想。
なお、原作の阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)は既読。


横浜地検港南支部に赴任した2年目の駆け出し検事・凜々子(吉高由里子)。早速、担当事務官の相原(安田顕)と被疑者を取り調べるが、気合が空回りして被疑者からなめられ、相原や先輩検事・大塚(三浦翔平)らにもあきれられる。そんな中、凜々子は会社員・向井(浅利陽介)が上司・恩田(石黒賢)に殴る蹴るの暴行を受けたという事件の取り調べを行う。だが、被疑者の恩田は暴行を全面的に否認。凜々子は自ら事件の真相を探る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫) 脚本:松田裕子(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘)
演出:南雲聖一(過去作/花咲舞が黙ってない、学校のカイダン、東京タラレバ娘) 1
   明石広人(過去作/過保護のカホコ、トドメの接吻)
   岩﨑マリエ(過去作/銭形警部 真紅の捜査ファイル、雨が降ると君は優しい) 音楽:得田真裕(過去作/きょうは会社休みます。、アンナチュラル)

星★4つは、流石に期待し過ぎたか?

原作は既読。以前から言うように、原則として原作と映像化作品は比較しない立場だが、流石に原作の良きところを、ここまで削ってしまっては原作を用いた意味が無いように思った第1話。

何せ『2018年4月期 / 春ドラマの期待度』で星★4つを付けた期待作で、脚本家、演出家、俳優が良かったから、急いで小説を読んだほどに期待していたのだ。それだけに落胆の色を隠すことは出来ない。

事務官を前に出して『HERO』風に仕上げて来たのは意外!

全体的に、『花咲舞が黙ってない』や『東京タラレバ娘』のお仕事ドラマのノリになるのは想像の範囲だったのだが、まさか主人公よりも担当事務官の相原(安田顕)の面白さを引き出して、『HERO』風に仕上げて来たのは意外。

まっ、良い意味で捉えるなら、主人公1人に荷物を負わせずに、主人公を “おっちょこちょい” とか “稚拙” に描くことで、事務官を活かしたバディものにしたってことか? ストーリーとしては、普通かな? ちょっと盛り上がりに欠けるし、既視感もあるし、脚本・演出に雑さも伺えるし…

主人公が検事になった理由や実家の描き方には不満が残る…

原作と比較しないと言っておいて恐縮だが、原作既読者として、どうして第1巻から描かなかったんだろうって思う。これでは、主人公がどうして検事と言う職業を選んだのかを描かぬまま進んじゃった。

それに、原作では大変重要なファクターである主人公の実家の豆腐屋が、40分過ぎにやっと登場したかと思いきや、単なる寝泊まりする実家で終了。ちょっと拍子抜けした第1話だった。

あとがき

原作を読んだ後だと辛いですね。主人公の芯の強さの根拠が描かれないまま進んじゃったから。このままでは『HERO』や『99.9』の二番煎じになっちゃいそう。ただ、脚本家や演出家の過去を考えれば、そんなことは百も承知なはず。今後の右上がりの面白さに期待します。

なお、原作の感想もありますので、ご参考まで。
[読書] 正義のセ [第1~4巻] (阿川 佐和子/著・角川書店) 感想

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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