コンフィデンスマンJP (第1話/初回30分拡大・2018/4/9) 感想

2018/04/11 12:35 記事更新
コンフィデンスマンJP

フジテレビ系・月9『コンフィデンスマンJP』公式
第1話/初回30分拡大 編『ゴッドファーザー編』、サブタイトル『華麗なる詐欺師 今夜の標的は強欲非道ゴッドファーザー!!』の感想。

 本作は既に、2018年3月26日に撮影終了しています。
 また、来年公開予定で映画化が決定しています。
 従って、感想はあくまでも感想止まりです。


ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人は信用詐欺師。今回、ダー子が標的に選んだ赤星(江口洋介)は、表向きは慈善団体の会長だが、裏では経済やくざとして暗躍し‘日本のゴッドファーザー’と呼ばれる男だ。膨大な資産を海外に持ち出そうとしている赤星に、リチャードが貨物船船長を装って接近したが、正体が露見してボコボコにされてしまう。そこでダー子とボクちゃんが別の計画を立てる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:古沢良太(過去作/リーガル・ハイ、デート~恋とはどんなものかしら~)
演出:田中亮(過去作/医龍、BOSS、好きな人がいること、コードブルー3) 1
   金井紘(過去作/好きな人がいること、貴族探偵、民衆の敵)
   三橋利行(過去作/映画・脳内ポイズンベリーと信長協奏曲の助監督)
音楽:fox capture plan(過去作/ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~、カルテット)
主題歌:Official髭男dism「ノーダウト」

コメディー作品こそ、字幕オフで観たいのに…

昨年見た舞台・ミュージカル『キャバレー』での台詞回しは良かったのに、なぜか今作は冒頭から活舌が良くないし声も小さい長澤まさみさん。おまけにで、東出昌大さんも登場した時点で完全に常時オンとなった、詐欺師のコメディードラマ『コンフィデンスJP』。コメディー作品こそ字幕オフで観たいのに…

安定感ある古沢良太氏の脚本に期待したのに…

脚本は、最近作の連ドラでは『リーガル・ハイ』や『デート~恋とはどんなものかしら~』、映画では『ミックス。』や『探偵はBARにいる3』などを手掛ける古沢良太氏。従って、小ネタが若干多過ぎる感は否めないが、物語的には古沢良太氏らしい作品だ。だったら、捧腹絶倒寸前な作品に仕上がっても決しておかしくないのだが…

映画『ミックス。』と似たようなゴチャゴチャ感…

今回はどうしたんだろう? いや、実は映画『ミックス。』もこんな作風だった。以前の古沢氏らしからぬゴチャゴチャ感。騙し騙されの逆転の連続で楽しませたいのは理解するが、ここまで整理整頓されていないとちょっと辛い。その上、台詞が大量だから見ていて疲れちゃう。もう少し何とかならなかったのだろうか。

コメディの演出には、センスが一番大切なのに…

さて、お次は演出だ。脚本に多少難があっても演出で巻き返すことは十分可能だ。しかし、第1話の担当は過去にコメディードラマの代表作が無い田中亮氏。フジテレビ(本当は共同テレビ所属)なら『リーガル・ハイ』や『デート?恋とはどんなものかしら?』の演出を担当した石川淳一氏なら脚本の古沢氏との相性も良かったろうに…。

『海月姫』と撮影時期が重なったかのだろうか。やはり、コメディドラマは独特のテンポを生み出して視聴者を惹き付ける必要がある。しかし、整理整頓が未熟な脚本を更に、小ネタと聞かせるべき、魅せるべき台詞や芝居を並列に演出しちゃうと困るとしか言いようがない。他2名の演出家も過去の作品を見ると期待薄…

コメディ且つ謎解きで台詞が聞き取りにくいのは致命的…

で、肝心の俳優陣だ。コメディードラマは俳優の好みが作品の評価に大きく影響する訳だが、その意味で配役が成功したようにはお世辞にも言えなかった。特に、中心人物となる3人の詐欺師を演じる小日向文世さん以外の2人が…ね。

ファンには申し訳ないが、長澤まさみさんは「ダー子を演じてます」感が強いし、声も小さい。東出昌大さんも声が小さく活舌も悪い。対比して良いか分からないが、前作『海月姫』での芳根京子さんは声を張る時は誰よりも活舌良く声が前に出た。共演者たちも同様だった。だから、笑えた。だから、楽しめた。

しかし、同じコメディーでも細かな “仕掛け” をして、後からネタを明かす謎解きモノで台詞が聞き取りにくいのは、言い過ぎかもしれないが致命的だ。

脚本と演出で長澤さんと東出さんの演技に合わせるべき…

今から俳優交代は不可能ならば、脚本と演出で長澤さんと東出さんでも出来る内容に修正した方が良いと思う。このまま勢いで進めると、前作で折角名誉挽回し掛けた『月9』にまた赤信号が点滅する。風の噂では『月9廃止』の前に今作で一花咲かせようとの魂胆がフジテレビにあるそうだが、それが本当ならば逆効果になる可能性は十分にある。

あとがき

古沢良太さんの脚本に期待はしたものの、『2018年4月期 / 春ドラマの期待度』で演出家が問題と書きましたが、俳優陣までも…とは思いませんでした。個人的には尾野真千子さん主演の『極悪がんぼ』みたいなテンションの作品を期待したのでハズれちゃいました。多部未華子さんと窪田正孝さんだったら良かったのに…

俳優の好み、俳優と役柄のマッチング、癖ある演出、これらの癖が受け入れられるか否かが、本作を楽しめる分岐点と見た本作。次回は無理として、3、4話辺りから盛り上がるのを期待します。因みに、第2話は15分拡大。大丈夫かなぁ。

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