半分、青い。 (第4回・4/5) 感想

2018/04/05 11:50 記事更新
連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第1週『生まれたい!』 『第4回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


1980年。小学校3年生になった鈴愛(矢崎由紗)は天真らん漫そのもの。勉強は苦手で授業中もノートに落書きをしてばかり。一方、同じ日に生まれた律(高村佳偉人)は頭脳明晰(せき)で冷静沈着。良き幼なじみとして二人は成長した。ある日鈴愛は最近元気がない祖父・仙吉(中村雅俊)と亡くなった祖母・廉子(風吹ジュン)を糸電話で話させてあげたいと言いだす。実現させるために律は長距離糸電話を考案。壮大な実験が始まる
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「胎児時代」の鈴愛と律のモノローグって何だったの?

今回が第1回でも良かった…なんて4日連続で書くのも嫌なのだが、流石にアバンタイトルから、まるで前3回分で何も無かったように、「語り」が鈴愛の祖母・廉子にすり替わり、それも自己紹介は本編に入ってからでシレ~っと流されると、単純に「胎児時代」の鈴愛と律のモノローグって何だったの? と思う。

突然、これを祖母の語りで言わせちゃダメでしょ!

特に違和感を覚えたのは、新生児時代の鈴愛と律が初めてベッドで隣同士になった時の回想シーンの「語り」が祖母・廉子になっていたこと。まっ、小難しいことは言いたくないが、あの状況を天の上から祖母・廉子が見ていたから言えるんだよね。だったら、最初から「語り」は祖母・廉子で良かったんじゃないのってこと。

N「そう まだ名前もない時に この子たちは出会ったのです」

この廉子の語り↑さえ無ければ、何とかスルー出来たのだが、入れられちゃうと引っ掛かるよ。きっと脚本家はこのこと↑がドラマの重要なポイントだから、未見の視聴者向けを含めて念押ししたかったのだろうが、正直やり過ぎ。いや、クドいと言った方が正しいかも知れないが。もちろん、これも「北川悦吏子節」の特徴の1つなのだが。

追記(2018/04/05 11:50)
小難しいことは言いたくないが…と書いて追記するのも恐縮だが。鈴愛が誕生した時点では廉子は存命だったのだが、この台詞はどこから言っているのか? ってこと。
これと似たようなことが第2回でも起きている。それは鈴愛(永野芽郁)が自分と律の顔を “猿” に例えるが、生まれたばかりの新生児がなぜ “猿” と言う概念を知っているのか? と一緒。まっ、どうでも良いことだが、気になったので書いておく。

脚本も演出も美術も、良くも悪くも少々やり過ぎ…

さて本題。冒頭の学校の授業中のシーンから、かなり当時の世相を表すアイテムを詰め込んで来たのにちょっと驚き。また、律の家の路地周辺などの美術セットは『ひよっこ』のすずふり亭裏の空き地を超えるような作り込み。『わろてんか』の貧弱なセットの直後だと、やり過ぎにさえ感じてしまう。もちろん、基本的に悪いことでは無いが。

でも、アバンでの主人公を中心にした授業中の騒動、仙吉の物忘れに食堂の店名「つくし」の由来、語り手の説明に廉子が死後の設定説明、田畑のオープン(屋外)セットの美しさと「ふくろう商店街」や楡野家の実家件「つくし食堂」のスタジオセットの奥行き感や細かさ。おっと、「ふくろう商店街」のオープンセットは秀逸だぞ。

『あまちゃん』の良さと『まれ』の悪さが合体か?

また、先に書いた70~80年代初頭アイテムの数々の描写…。う~ん、番宣でも既に見ちゃってるし、NHKの公式PRにも「ヒロインが故郷である岐阜県と東京を舞台に、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでの約半世紀の物語」とあるから、律の発明好きもこうやって関係するのかと納得なのだが。

な~んか、脚本における「北川悦吏子節」や演出による「朝ドラらしさの魅せ方」が、全体的に “やり過ぎ” てるような気がするのだ。ここまでやらなくても良いのでは? って位にクドいの。もしかすると見続ければ慣れるかも知れないが、私には『あまちゃん』の良き点と『まれ』の悪き点が合体しちゃってる印象。もう少し抑えても良いと思う。

これまでの3回分は無かったことにしよう!

ただ、なんだろ? 永野芽郁さんと佐藤健さんの声が画面から聞こえないだけで、かなり見易くなったのは確か。いいや、違和感が減ったと言うべきだろう。普通に主人公と律自身、その家族や周囲の関係者の説明から入り、70~80年代初頭らしさも取り入れ、岐阜の自然も盛り込んで、大発明のネタフリまでしっかりと入れ込んで…

そう考えると、やはりこの第4回が第1回で良かったような気がする…へ、結果的に帰着してしまった。と言う訳で、これまでの3回分は無かったことにする。そうすれば、少々やり過ぎ感は漂うが、『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』『ひよっこ』『わろてんか』に比べれば意外と普通の滑り出しに見えて来た。

とりあえず、第1週だから前向きに見てみようと言う訳だ。

あとがき

鈴愛の幼少期を演じる矢崎由紗さんと律役の高村佳偉人くんのあどけない芝居が、良く出来た美術セットと合わさって、どことなく宮崎駿氏の作品風の幻想的な世界観に通じて見えました(良く例え過ぎか!)。だから、やっぱり脚本も演出もやり過ぎず、程好き塩梅、さじ加減が大事だと思います。そこを見誤らなければ、いい線行くかも…

最後に。第3回の感想に、72回ものWeb拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。第4回は良かったとしましょうよ(苦笑) あとは子役から大人への切り替えがスムーズに行くかどうか。まずそこの成功を目指さないと『わろてんか』超えは出来ませんから(困)

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