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わろてんか (第151回/最終話・3/31) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第26(最終)週『みんなでわろてんか』 『第151回/最終話』の感想。


 本作は、2018/2/27 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


てん(葵わかな)は北村笑店の歴史を笑いで描く人情喜劇の上演を決め、芸人も裏方も総出演することにした。てん役はてんが演じ、藤吉役は田口(辻本祐樹)という若い芸人がやることになる。舞台の幕が開き、てんはセリフもたどたどしい田口を助けて芝居を続ける。ところがある瞬間、田口が藤吉(松坂桃李)に見えた。驚いたてんはもう一度田口を見つめるが、それはやはり藤吉だった。そして、青空喜劇は続いていく…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

一体、私は最終回に何を見せられているのか?

藤吉の亡霊の存在の中途半端さ、戦後のどさくさの中での新品の衣装、衣装とカツラを取り換えただけで数十年巻き戻っちゃう俳優たちの芝居など、文句の付け所はいつも以上に混在する最終回。そして、冒頭から「一体、私は最終回に何を見せられているのか?」と言う不思議な感情。これが、半年間見て来た朝ドラの最終回か。

寸劇、茶番劇としては、半年間で一番マシだった…

さて、これまでノーアイデアの脚本家と書いて来たが、恐らく最終回を吉本新喜劇風の総集編にすることだけは、当初から決めていたんだろう。「笑い」の入れ方や、各キャラの活かし方、構成のテンポの良さなど、半年間で一番マシだった。

最終回だけ見れば良いような朝ドラは二度とお断り!

と言うことは、結局、15分間に収まる程度の箇条書きの原稿を、笑いを薄めて、無駄を入れて引き延ばして、半年間分を描いたと同じ事。逆に言えば、151倍にギュッと凝縮された最終回の15分間で、やっと脚本家の言わんとすることは、少しは伝わった。

ただ、寸劇よりも寸劇後の主人公の口上がテーマを語ると言う掟破りだが。でも最終回を見ても伝わらないよりマシだ、しかし、最終回だけ見れば良いような朝ドラは二度とお断りだ。

最後のてんの口上だけで良かったんじゃないの!?

さて、最終回の最大の問題は半年間見て来ないと、今回の最終回だけを見ても恐らく何も分からないと言うこと。主人公の口上で言いたいことはボンヤリ伝わるにしても、藤吉が死んだことも描かれないし、藤吉の死後に主人公が「女太閤」と呼ばれる位になったことも削除されたから、結果的に最後の数十秒の口上のための前座芝居だった訳だ。

だったら、最初からなぜ半年間もかけて描こうとしなかったのかと言う堂々巡り。まっ、終わったらいいか…

作り手たちの嘲笑う顔が見えた、万丈目の台詞にイラッ!

万丈目「いける。こりゃ いけるで」

本作の作り手たちの心情が、この万丈目の台詞で代弁されていたのではないだろうか。適当に賑やかにやっていれば、視聴者は朝の時計代わりになら不満はないみたいな、受信料を支払っている私たちを小馬鹿にした姿勢が。何気に書いた台詞だろうが、本作の底の浅さを露呈させた。

あとがき

結局、前回の感想で書いた通りに、生前も死後も藤吉に振り回され続けたヒロインのお話だった訳です。最後まで芯の無い登場人物。応援したくなるような魅力あるヒロイン像とは程遠かったですね。

そして、どんなにたくさん脇役を登場させても、その脇役のエピソードを挿入しても、ヒロインに魅力が無ければ意味がない。それが分かった『わろてんか』でした。

最後に。前回の感想に、58回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございました。そして、半年間ずっと読んで下さった読者の皆さんも、ありがとうございました。何とか完走できました。

さ~て。月曜日からの『半分、青い。』は予告編を見る限り、今作とは異なる作風になりそうな予感はします。過度な期待は禁物ですが本作よりはマシであること祈って、半年間の締め括りとします…

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★「北村(藤岡)てん」のモデル「吉本せい」のについて書かれた本の感想
[読書] 笑いを愛した吉本せい - 吉本興業創業者の波乱万丈記 (洋泉社) 感想
[読書] 吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉 (坂本 優二/著・イースト・プレス) 感想

【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』
73 74 75 76
第14週『みんなの夢』
77 78 79
第15週『泣いたらあかん』
80 81 82 83 84 85
第16週『笑いの新時代』
86 87 88 89 90 91
第17週『ずっと、わろてんか』
92 93 94 95 96 97
第18週『女興行師てん』
98 99 100 101 102 103
第19週『最高のコンビ』
104 105 106 107 108 109
第20週『ボンのご乱心』
110 111 112 113 114 115
第21週『ちっちゃな恋の物語』
116 117 118 119 120 121
第22週『夢を継ぐ者』
122 123 124 125 126 127
第23週『わろてんか隊がゆく』
128 129 130 131 132 133
第24週『見果てぬ夢』
134 135 136 137 138 139
第25週『さらば北村笑店』
140 141 142 143 144 145
第26(最終)週『みんなでわろてんか』
146 147 148 149 150

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