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アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル 第二夜「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」 (2018/3/25) 感想

アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル 第二夜「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」 (2018/3/25) 感想

テレ朝系・アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル 第二夜『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』公式
『沢村一樹が再びアガサ・クリスティの世界へ…。大女優が開いた豪華絢爛なパーティーで殺人事件が発生!警視庁きっての変わり者警部が最大の謎に挑む!!』の感想。
なお、原作小説、アガサ・クリスティ『鏡は横にひび割れて』(ハヤカワ文庫刊)は既読、また1980年にエリザベス・テーラーで映画化された『クリスタル殺人事件』も鑑賞済み。


大女優・綵まど香(黒木瞳)のパーティーで、毒入りのダイキリを使った殺人事件が発生。特別捜査係の警部・相国寺竜也(沢村一樹)は「計画殺人」と位置づける。毒殺の標的が、まど香だった可能性が浮上。ダイキリを作ったのは、夫で映画監督の海堂粲(古谷一行)だったことも判明する。事件後、まど香の元には脅迫状や妙な電話が…。大女優をめぐり、次々と衝撃的な事実が発覚する中、事件は連続殺人に発展していく…!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:アガサ・クリスティ『鏡は横にひび割れて』
脚本:長坂秀佳(過去作/二夜連続ドラマスペシャル アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった)
演出:和泉聖治(過去作/松本清張ドラマスペシャル・鬼畜、相棒シリーズ)
音楽:吉川清之(過去作/遺留捜査、刑事7人)

大女優役を誰が演じるのかが重要な作品なのに…

黒木瞳さんの長女の事件がどうこうだとか世間では噂が立ちまくっているが、私はそんなのは気にしない。しかし、原作のタイトル『鏡は横にひび割れて(原題:The Mirror Crack'd from Side to Side)』をわざわざ『大女優殺人事件』と改変したのなら、“大女優” の名に恥じないような女優を起用すべき。

彼女のファンに申し訳ないが、終始、大女優風が演じるコントに見えて仕方が無かった。この作品に於いて、誰が大女優を演じるのかが、最大の魅力なのだから…

今作に「ミス・マープル役」が登場しないのはなぜ?

さて、本題。第一夜が酷い仕上がりだったが、まさか第二夜が更に酷いとは思わなかった。まず驚いたのが最後まで「ミス・マープル役」が登場しなかったこと。前夜の『パディントン発4時50分』よりも原作を考えると「ミス・マープル役」が重要になると思うのだが。

それを女性言葉を喋る主人公・相国寺警部(沢村一樹)に置き換えるとは、原作モノとして愚の骨頂では?

なぜ、衝動殺人を計画殺人に? 矛盾が多過ぎる!

真犯人の殺意は被害者と会話の中から芽生えたはずなのに、なぜ錠剤を溶かした液体の状態で準備していたのか矛盾だらけで頭痛がしてきた。更にラストの謎解きも非論理的と言うか良く分からぬまま終了。

原作と同じにしろとは強制しないが、本作は真実を知った真犯人が衝動的に相手を殺すことで、「我が子の仇!」と言わんばかりに衝動的に殺人を犯す母親の苦悩を描かないと意味が無いのでは? 適当にシチュエーションだけ引用してアガサの原作を安易にドラマ化しないで欲しい。

あとがき

結果的に、二夜共に安易な原作のシチュエーションの引用と、作品のテーマのすり替え、配役の失敗の三拍子揃ったテレビドラマでした。有名な原作や映像化もある作品のドラマ化には、もっと細心の注意を払って欲しいです。殆どの連ドラが最終回を迎えた時期なので見ましたが、正直時間の無駄でした。

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鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11171/


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