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BG~身辺警護人~ (第9話/最終回15分拡大スペシャル・2018/3/15) 感想

BG~身辺警護人~

5年D組/テレビ朝日系・『BG~身辺警護人~』公式
第9話/最終回15分拡大スペシャル『敵は警視庁40000人 絶対に守る! 命がけの最終任務!!』の感想。



警視庁はレストランで起きた発砲の原因が村田(上川隆也)にあると発表。現場にいた愛子(石田ゆり子)も、何も見ていないとうそをつく。章(木村拓哉)は、村田の汚名をすすぐべきだと憤る高梨(斎藤工)に「準備を整えてから動こう」とあえて冷静に対応する。そんな中、章らが以前担当した食品会社の会長・大久保(伊武雅刀)から新製品発表会の警護依頼が入った。一方、落合(江口洋介)もこの発表に関して上司の氷川(宇梶剛士)に異を唱える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:井上由美子(過去作/まっしろ、遺産争族、営業部長 吉良奈津子)
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室シリーズ、BORDERシリーズ) 第1,2,5,7,最終
   七髙 剛(過去作/遺留捜査シリーズ、スペシャリストシリーズ) 第3,4,6,8
音楽:髙見 優(過去作/お迎えデス。、仰げば尊し)

キムタクは好きな俳優だから、贔屓目に評価したいが…

基本的に木村拓哉さんは好きな俳優なので、贔屓目に評価したいのだが、流石に本作はあまり褒める部分がない。そして、最終回に最後の望みをかけたのだが、残念ながら裏切られた。まあ、スターである木村拓哉さんを中心に豪華脇役で魅せたことによって、幅広い層に支持された故の高視聴率なのだろう。局側から見てコスパが良いかは別にして。

落合が単純なマッチポンプ役で、最後は自ら火消しか…

さて、今回の最大の見所であり、評価の分かれそうな部分が、SPの落合(江口洋介)が寝返ったことだろう。確かにドラマ的には “どんでん返し”になっていたが、やはり警視庁警備部警護課と民間警備が同列で勝負する展開自体が無理矢理だった訳で、それを最終回で仲直り的な…

こう言う存在がいないとドラマが成立し辛いのは理解するが、流石に誰の目にも第1話から落合が “マッチポンプ役” であるのが明らか過ぎて、最終回で自ら火消し役。いくら何でも、捻りが無さ過ぎる。主人公と対立するキャラクターをもっと精査するべきだったと思う。

「職業ドラマ」と「ヒューマンドラマ」のヒーロー像を欲張り過ぎ!

終盤の宴会場での録音テープの暴露も、イマイチ良く分からなかった。本来は、あそこで感動するべきなのだろうが、結局それも出来ず仕舞い。その理由は、主人公を前面に出すのは良しとして、主人公の「公と私」を欲張って描こうとしたからだと思う。

要は、BGとしての「職業ドラマ」の中で大活躍するヒーロー像と、シンブルファーザーとしての「ヒューマンドラマ」の中で大活躍するヒーロー像の2つを欲張って描こうとしたのが本作。しかし、そんなことが簡単に出来るはずがない。話数も限られているし、そもそもプライベートの部分の描写が “ロンバケ風”のくだりだけなんだから。

主人公の出っ張り具合、実は最終回位が丁度良かった!

流石に終盤は主人公のお姫様抱っこは影を潜めたが、主人公の出っ張り具合って実は最終回位が丁度良かったと思っている。これまでがやり過ぎなの。今回位に全員を前に出して丁度良いのがスターってこと。ファンもいればアンチもいる、それがスター。だから視聴率が取れる。出っ張り加減をもっと絶妙にしたら評価は変わったに違いない。

あとがき

話題性ばかりに拘り、民間警備のリアルさは皆無、警察や消防の描き方も間違いが多く、生き残った日ノ出警備保障身辺警護課のメンバーは全員お子ちゃま。もっと普通に作っても良かったのでないでしょうか?

今後、木村拓哉さんのドラマは全部こんな感じで違和感アリアリの “推し” をやるのでしょうか? そう言うのをファンは期待してませんが…。最後に、DVDよりのサントラ盤を発売して欲しかったです。

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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