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99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ (第8話・2018/3/11) 感想

99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ

TBSテレビ系・日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』公式
第8話『深山、初めての敗訴』、ラテ欄『初めての敗訴!!巧妙な罠…裁判所の逆襲!!葬られた事実とは…!?最終回前SP』の感想。
なお、2016年4~6月に放送された『99.9‐刑事専門弁護士‐』は全話鑑賞済み。※最終回の感想


殺人などの罪で逮捕された会社社長・西川(おかやまはじめ)が、佐田(香川照之)に弁護を依頼する。西川が贈ったようかんを食べた衆院議員・藤堂(佐野史郎)ら4人のうち、第1秘書が死亡、藤堂の妻・京子(森口瑤子)が意識不明の重体に。毒物は西川の会社で扱うものだったという。ところが、民間鑑定人による再鑑定の結果、2年前に島根で起きた毒殺事件の毒物と成分が一致。深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、島根に向かう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:宇田学(過去作/TOKYOエアポート、ORANGE ~1.17、99.9[1]、4号警備)
演出:木村☺ひさし(過去作/民王、99.9[1]、IQ246) 第1,2,3,4,6,7
   岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、ナポレオンの村、99.9[1]) 第5,8
音楽:井筒昭雄(過去作/死神くん、民王、99.9[1]、民衆の敵)
主題歌嵐「Find The Answer」(ジェイ・ストーム)
プロデュース:瀬戸口克陽(過去作/99年の愛、運命の人、99.9[1]、A LIFE)
     東仲恵吾(過去作/まっしろ、重版出来!、死幣、99.9[1]、A LIFE)

深山の魅力は、依頼人よりも事実に興味があることでは?

裁判長の采配で如何様にもなるような 裁判員制度の危うさや怖さは描かれたと思うが…

何となくこれまでの 深山(松本潤)と違う印象が強かった第8話。小ネタやギャグが少なかったと言うのではない。私にとって深山の面白さとは、今回の最後で深山自身が東京地方裁判所を裏で牛耳る川上 (笑福亭鶴瓶)に言ったこの台詞↓に代表されるように…

深山「最初から事実は一つでしたよ」

弁護士でありながら、依頼人を助けることよりも真実を見つけ出すことである点であり、裁判に勝つか負けるかは二の次と言う姿勢だと思っている。だから、深山の独創的な分析や個性的な性格も “本作らしさ” として許容出来ているのだ。

深山は、裁判の勝ち負けに拘る弁護士だったっけ?

しかし、今回はサブタイトルに「敗訴」の文字が躍る。そう、“深山が裁判に負けそうになること” がドラマの肝になって構成されていたのだ。これでは、私が本作に期待する “深山らしさ” が物足りなくなってしまうのは当然。

最終回に向けて川上裁判長との対立構造が描かれるから、勝つか負けるかの方向にドラマが行かざるを得ないのも理解するが、それならそうともっと以前から「依頼人のため」とか「裁判に勝つ」を口にしても良かったような。

最終回直前にしては、ちと残念だった…

最終回直前にしては、 木村ひさし氏らしい演出(もちろん、第8話の演出は木村氏でないが)もなく、 舞子(木村文乃) の存在感も薄く、小ネタやギャグも少なく、その上にこれまでの深山らしさが欠けていたのは残念だった。

あとがき

ゲスト俳優で犯人がほぼ分かってしまうのはしょうがないとして、鑑識は事件現場に残された爪楊枝を検査していなかったのかな?

これまでも脚本の稚拙さは感じましたが、毎回1話中に必ず良いところがあって次回に期待して来ただけに、 前回は面白かったのに今回はちょっと…。いや、面白いのですよ、今期の連ドラの中では。でも、続編だから「もっと」と期待値が上がっているのです。ですから最終回で、もう一度 “深山らしさ” で楽しませて欲しいです。

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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