家族の旅路 家族を殺された男と殺した男 (第6話・2018/3/10) 感想

東海テレビ制作・フジテレビ系・東海テレビ開局60周年記念 オトナの土ドラ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(公式)
第6話『覚悟果てしなき再審への道』の感想。
なお、原作:小杉健治「父と子の旅路」(双葉社)は未読。また、過去に放送された単発ドラマは未見。
祐介(滝沢秀明)は自分こそが行方不明になっている柳瀬(遠藤憲一)の息子・光男であることを確信する。30年前の事件当夜、柳瀬は光男と犯人が殺した祐介を入れ替えたのだ。光男としての自分の運命を勝手に操った柳瀬の行為に怒り悲しむ祐介は、その感情を柳瀬にぶつける。一方、祐介はこの事実を養親の孝信(益岡徹)と由美子(いしのようこ)は知っているのかと疑問を抱く。それを問い掛けた祐介に、2人は重い口を開く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小杉健治「父と子の旅路」(双葉社)
脚本:いずみ 玲(過去作/名奉行!遠山の金四郎(2017)、水戸黄門(2017))
演出:国本雅広(過去作/デカワンコ、保育探偵25時、カンナさーん!) 第1,2,5話
:村松弘之(過去作/五つ星ツーリスト、ドクターカー、ソースさんの恋) 第3,4話
高橋貴司(過去作/水球ヤンキース) 第6話
主題歌:滝沢秀明「記憶のカケラ」(avex trax)
音楽:羽岡 佳(過去作/GTO、刑事のまなざし、チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮)
なぜ、ここで本作初担当の演出家に交替させたの?
まず。どうしてこんな最終章に向けての大事な放送回に、本作初担当の演出家に委ねたのか? 正直、全体の雰囲気はもちろんのこと、これまで “神タイミング” と言って来た主題歌のタイミングまでズレてくるとは? とにかく、演出がこれまでと違い過ぎて違和感を覚えてしまった。
特に、無駄にメリハリをつけた演技指導が気になった。滝沢秀明さんはじめ、たいへん芸達者な出演者ばかりだから、もっと俳優陣に頼って良かったのでは?
果たして残りの2話(予想)でまとめられるのか?
さて。本編は、「これまでの取りあえずのまとめ」と言った雰囲気で、大きく広げた風呂敷が如何に大き過ぎたかが分かった第6話。これまでの『オトナの土ドラ』枠からすると、全8話が通例。だとすると、本作も残り2話と言うことになる。再審への道が描き続けられるのだろうが、果たして残りの2話でまとめられるか?
あとがき
親子の愛を益々掘り下げて来ますね。それにしても、滝沢秀明さんの演技に引き込まれます。素晴らしいです。他の俳優陣も素晴らしいですが。いよいよ次回から本当の最終週。まだまだ物語に変化が起きそうで、楽しみでもあり、まとめられるのかと言う心配もあり。でも、次回に期待します。
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父と子の旅路 (双葉文庫)
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