相棒 season16 (第19話・2018/3/7) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第19話『少年A』の感想。
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、ホステス・みずき(藤村知可)の殺害現場に残されていたリンゴのかじった跡が変色していなかったと聞き、駆け付ける。死亡推定時刻から計算すると、犯人は12時間も現場にとどまっていたことになる。右京は、野次馬の中にいた少年(加藤清史郎)が気になる。部屋を突き止め、話を聞くと、少年は予備校生の山田と名乗る。しかし、予備校に問い合わせると、山田は退学して帰郷したという。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
これ程に見応えのある『相棒』は久し振りだ!
●脚本:徳永富彦/演出:橋本一(敬称略)
最近の刑事ドラマには珍しい、模範的なワルが登場して始まった第19話。しかし、本編が始まると、意外な展開。『相棒』では久し振りの社会派ドラマ。
脚本は、しっかりと右京と冠城が書き分けられており、物語の大筋は予想がついたものの、段ボールの中身までは予想がつかず、思わぬ展開に唖然した。演出については、カット割りが心地好く、1カット1カット丁寧に撮影された印象。
「無戸籍者」と言う重たいテーマを10代の青年の生き様に重ねて、ラストで右京さんに青年らが救われた。これ程に見応えのある『相棒』は久し振りだ。そして、彼らのその後を見たいと思った…
あとがき
加藤清史郎さんが素晴らしかったです。彼の存在感と演技で、ワンランク上の仕上がりになったと思います。こう言う作品を見ると『相棒』を見続けていて良かったと思いますね。次回は、いよいよ最終回。時間が長いだけで、前回の方が良かったなんてならない作品を期待します。
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【これまでの感想】
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