BG~身辺警護人~ (第7話/15分拡大版・2018/3/1) 感想

5年D組/テレビ朝日系・『BG~身辺警護人~』(公式)
第7話/15分拡大版『私を守って…元妻からの依頼!衝撃の瞬間 涙の別れ!!』の感想。
章(木村拓哉)たちに元首相・鮫島(橋爪功)から依頼が入る。首相経験者にはSPが付くが、政府がもう要人ではないと判断し、警護が終了したのだ。しかし、鮫島は章と村田(上川隆也)に、在任中の襲撃事件の犯人に再び命を狙われていると訴える。一方、まゆ(菜々緒)は、離婚して鮫島と同居する娘・喜和子(中村ゆり)と小学生の孫・彩矢(豊嶋花)の対応に当たる。ところが、彩矢が下校時刻を1時間以上過ぎても帰らず…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:井上由美子(過去作/まっしろ、遺産争族、営業部長 吉良奈津子)
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室シリーズ、BORDERシリーズ) 第1,2,5,7話
七髙 剛(過去作/遺留捜査シリーズ、スペシャリストシリーズ) 第3,4,6話
音楽:髙見 優(過去作/お迎えデス。、仰げば尊し)
本作は、主演が木村拓哉さんだから出来たドラマ!
毎回書くが、私は、第3話で本作は良くも悪くも木村拓哉さんのための “キムタクドラマ” と割り切ったから、主人公である章(木村拓哉)が、普段はイケてない父親であり元夫でありBGなのに、イザと言う時にはバリバリに格好良くするのは、しょうがないと諦めている。
逆に、主演が木村拓哉さんだから、『ロンバケ』以来22年ぶりに山口智子さんとの共演で『ロンバケ』の再燃シーンを挿入してファンサービスをしたり、主演級の上川隆也さんが殉職? させたりするような大胆な構成も可能なのだろう。こう言うのが『BG~身辺警護人~』なのだ。
"主人公を際立たせるためのお膳立て" の全てが裏目に!
しかし、実際には、『ロンバケ』へのオマージュは痛々しいシーンとなり、 丸腰でない警視庁SPの落合(江口洋介)がいるにも関わらず村田(上川隆也)は打たれ、救急隊員まで主人公の引き立て役の役立たずに描かれた。突っ込み所が満載なドラマは本作だけでない。
だが、ここまで主人公を際立たせるためのお膳立てが、フィクションをフィクションとして楽しめないレベルにしてしまうのはどうかと思う。気にならない人は気にならないだろうが、一度気になったら止まらない。
もはや、木村拓哉さんも山口智子さん、石田ゆり子さんなどなど、お気の毒と言わざるを得ない。なぜ、「木村拓哉さんだから」みたいなエピソードや演出を続けるのか…
あとがき
「堂上総合病院」を台詞に入れたら、テレ朝の連ドラファンはニヤリとすると思って書いたのでしょうか? 毎回意味不明な場面で登場する厚労大臣の立原(石田ゆり子)もいい加減に出番を減らして欲しいです。折角、前回でBGのお仕事ドラマらしくなっただけに、今回の視聴者サービスをあざとく入れ込んだエピソードに落胆しました。次回に期待します。
※次回、第8話も15分拡大版です。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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