相棒 season16 (第18話・2018/2/28) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第18話『ロスト~真相喪失』の感想。
大量の偽造カードを使った現金一斉引き出し事件の捜査中、捕まった‘出し子’の元勤務先の社長・濱口(伊原農)が殺された。右京(水谷豊)は、現場で物陰に隠れていた中国人従業員・シャオリー(森迫永依)を見つける。言葉が通じないシャオリーにジェスチャーで問い掛けると、犯人を見たという反応を示す。ところが、通訳捜査官・西村(矢野浩二)の通訳により改めて聴取すると、シャオリーは何も見ていないと言い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「字幕表示あり」だと犯人に目星が付いちゃう!
●脚本:池上純哉/演出:橋本一(敬称略)
今回の話って、いろいろ謎や矛盾があって残念だった。
まず、テレビドラマとして、「字幕表示あり」で視聴すると、通訳捜査官・西村の中国語が表示されないから、その時点で西村が通訳している内容が怪しいことに、気付きたくても気付いてしまうこと。
この2つの台詞で、序盤から右京の考えが見えちゃう!
西村「何を通訳すべきかは 警察官として
判断しているつもりです」
右京「“ロスト・イン・トランスレーション”
という言葉があります」
この2つの台詞から、右京は最初から西村に目を付けていることが、分かってしまうこと。
敢えて右京を中国語が出来ない設定にしたのなら…
そして何より、博識な杉下右京なら当然に中国語を理解出来ない設定だったことには驚いた。こちらはてっきり、最初から西村にかまをかけて、ラストでどんでん返しのネタばらしで、何とか強引に盛り上げてくれると期待したのに。
あとがき
最近、右京さんの過去の基本設定を無視したり活かさなかったりする脚本が目につきますが、今回の件で右京さんは中国語を話せないことが基本設定に加わりました。主人公にマイナス要素の設定を加えるなとは言いませんが、やるならもっと面白いエピソードにして欲しかったです。
冠城亘が右京さんの助手だったのも、何だかなぁ…です。次回に期待します。
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【これまでの感想】
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