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隣の家族は青く見える (第6話・2018/2/22) 感想

隣の家族は青く見える

フジテレビ系・木曜劇場『隣の家族は青く見える』公式
第6話『動き出した運命の行方!!衝撃のラスト!!』の感想。



奈々(深田恭子)はお宮参りを終えた琴音(伊藤沙莉)の娘を抱き、思わず涙ぐむ。人工授精に失敗し続けている奈々は精神的に追い込まれた状況。大器(松山ケンイチ)と聡子(高畑淳子)はそんな奈々を心配する。一方、亮太(和田庵)と暮らし始めたちひろ(高橋メアリージュン)だが、彼を甘やかすばかりの亮司(平山浩行)に戸惑う。そんな中、朔(北村匠海)は母・ふみ(田島令子)から結婚をせかされる渉(眞島秀和)を見てつらくなる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:中谷まゆみ(過去作/WATER BOYS、ラスト・シンデレラ、地味にスゴイ!校閲ガール)
演出:品田俊介(過去作/人は見た目が100パーセント、失恋ショコラティエ) 第1,2,3,6
   相沢秀幸(過去作/5→9~私に恋したお坊さん~、貴族探偵)
   高野 舞(過去作/セシルのもくろみ、昼顔) 第4,5
音楽:木村秀彬(過去作/コウノドリ)、堤博明(からかい上手の高木さん)
プロデュース:中野利幸(過去作/人は見た目が100パーセント、ラスト・シンデレラ)

冒頭の "前回までの振り返りの映像のまとめ方" が秀逸!

いやぁ、冒頭の前回までの振り返りの映像のまとめ方が、今回を初見の視聴者でも分かり易い編集になっていたのはお見事。

特に、前回で大器(松山ケンイチ)が母・聡子(高畑淳子)に奈々(深田恭子)と妊活中であることを告げたシーンをキッチリと入れたお蔭で、琴音(伊藤沙莉)の娘・真奈のお宮参りの帰りに五十嵐家に立ち寄ったシーンが、実にホームドラマとして楽しく切ないシーンになった。

今回から品田俊介氏に演出が戻ったが、笑いと切なさのメリハリは品田氏の方が本作に合っているかも知れない。

2か月の時間経過を、殆ど活かしていないのが残念過ぎる!

さて、ちょっと気になったのが前回からの時間経過。五十嵐家が「お宮参り」だから、普通は女の子なら出産から 32日目だが真奈が未熟児だったことと、ちひろ(高橋メアリージュン)の台詞には亮太(和田庵) が家に来てから「2か月以上ずっと」とあったから、前回から2か月間経過したことになる。

実は、この2か月と言う時間、奈々と大器の人工授精が4回目と、ダンスに熱中する娘・優香(安藤美優)の成績が下がったこと以外、あまり効果的に活用されていない。 ちひろが亮司(平山浩行)のバカ親加減に呆れたことや、渉(眞島秀和) と朔(北村匠海)の関係には殆ど影響を与えていない。

もちろん、シェアハウスであることも、物語に殆ど影響を与えていないのだが。

ちひろと渉の2カップルの変化を上手く描けば激変確実!

これ、本当にジレンマだ。メインの奈々と大器のストーリーが、ホームドラマとしてかなり完成度が高くなっているだけに、他の3家族のドラマと仕上がりに差が出てしまっているのが惜しいのだ。

もう少し、3つの家族、特にちひろと渉の2つのカップルの変化を上手に描いたら、もっと楽しいドラマになるのに。でも、描き過ぎは禁物。だって、奈々と大器が埋没してしまっては元も子もないから。だから、ジレンマ。でも、そう思えるのは本作が面白いから、もっともっとと期待したくなるから。嬉しい悩みであるのは間違いない。

あとがき

聡子が琴音に「謝りなさい」と言ってから、琴音が謝罪する場面を入れずに、聡子と奈々の会話に進んで、そこあとへ反省する琴音夫婦に繋げるくだりなんて、本当に秀逸でした。ただ、今回は次回へのネタフリが多過ぎて、話があまり進展しなかったのが残念。

様々な事情を抱えたカップルや夫婦や家族を「子ども」と言うキーワードで括り、丁寧に且つ楽しく時に切なく、家族の数だけ家族のカタチがあると言うことを描いた秀作ドラマであるのは確か。来週はいろいろ起こりそうですが、是非ドラマとして一歩前進して欲しいです。次回にも大いに期待します。

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Author : みっきー

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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