きみが心に棲みついた (第6話・2018/2/20) 感想

TBS系・火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』(公式)
第6話『好きが爆発する2人 過去の恋に勝てる!?』の感想。
なお、原作:天堂きりん「きみが心に棲みついた」(祥伝社フィールコミックス)は未読。
吉崎(桐谷健太)とキスを交わし幸せな今日子(吉岡里帆)だが、星名(向井理)の動向が不安で仕方がない。そんな中、商品開発統括部部長・池脇(杉本彩)が最終プレゼンを前に、新ブランドのデザイナーを堀田(瀬戸朝香)に指名。八木(鈴木紗理奈)にはサポートを命じる。池脇と八木にはかつて恋愛絡みのトラブルがあり、個人的な恨みらしい。八木と対等に勝負したい堀田は、一計を案じる。一方、星名は今日子と吉崎の関係を知り…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:吉澤智子(過去作/あなたのことはそれほど) 第1,2話
徳尾浩司(過去作/警視庁 ナシゴレン課、あいの結婚相談所) 第3,4,5,6話
演出:福田亮介(過去作/あなたのことはそれほど、下剋上受験) 第1,2,3,6話
水田成英(過去作/ランチの女王、名前をなくした女神、ファースト・クラス) 第4,5話
金子文紀(過去作/ごめんね青春!、監獄のお姫さま)
棚澤孝義(過去作/下町ロケット第4,7話、流星ワゴン第4,7話)
音楽:出羽良彰(過去作/クロコーチ、私はシャドウ)
前回よりも「三角関係」に見えた
あれっ? 前回の感想で “ 折り返しの第5話なのに、何を描きたいのかちっとも見えて来ない” と書いたのだが、心なしか前回よりも三角関係になっているように描かれていた。お蔭で、第6話にして、やっとドラマらしくなった。もちろん、面白いとか興味深いとは違う意味で。あくまで、3人の必然性が見えたと言う意味だ。
今日子が星名に惹かれる理由が分からない
それにしても、こうやって実際に三角関係が描かれると、妙に感じることがある。それは、 星名(向井理)と 吉崎(桐谷健太)の男性としてのタイプがあまりにも違い過ぎていること。今回の描写では、 今日子(吉岡里帆)は吉崎にぞっこんのように映っていたから、なぜ星名にも惹かれ続けるのかが分からないこと。
星名を気を衒ったキャラにし過ぎるから、物語が崩壊する
確かに好意的に脳内補完すれば、「対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く主人公」を描きたいのは理解するのだが、星名に惹かれていると言う部分の描写が乏しい上に、星名を単純に気を衒ったキャラに描き過ぎて、明らかに不自然。要は、星名が今日子に固執する理由が見えないってこと。回想シーンでは補完不足だ。
あとがき
これ、「今日子と吉崎の恋バナ」の部分だけ、脳内編集したら楽しめる人が多そうですね。逆に「今日子と星名の依存関係」だけ編集したら、意味不明ですぐ飽きちゃう。結局、全くテイストの違う2つのドラマが共存しているだけにしか見えないから面白くない。どっちかにしたら良かったのに…
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きみが心に棲みついた 上 (フィールコミックスFCswing) 天堂きりん
きみが心に棲みついた 下 (フィールコミックスFCswing) 天堂きりん
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