相棒 season16 (第16話・2018/2/14) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第16話『さっちゃん』の感想。
3週間前から幸子(鈴木杏樹)の店に通う客の烏丸(池田成志)が刺され、意識不明の状態で見つかる。現場の消費者金融会社では他に社員3人が倒れており、1人は死んでいた。事件は、孤独な生活を続けていた幸子が、烏丸に誘われ、デートした後に起きた。生き残った社員によると烏丸が突然、事務所に殴り込んできたという。2人の関係を見守ってきた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、真相を突き止めるため、捜査に乗り出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
幸子が退場しなかった、相棒らしい人情話は評価する
脚本:真野勝成/演出:橋本一(敬称略)
前回に放送された予告編を見て、 月本幸子(鈴木杏樹)は、折角、本作に馴染んでいる登場人物だし、犯人時代からの貢献度を考えると、ここで犯罪者にして退場させるのはもったいないと思っていたから、それが回避されたことについては評価したい。
また、放送300回を超えた長寿番組として、久し振りに幸子の人物紹介的な話で、且つ『相棒』らしい人情話を作ったことも、それなりに良かったと思う。
幸子に、生き様をこんな台詞で語って欲しくなかった
しかし、いくら放送尺の関係があろうと、幸子自身が自分のこれまでの生き様をこんな台詞↓で語るのはどうかと思う。
幸子「私は 夫を殺した男の情婦だったんですよ。
(中略)
生きてくために お金のために
好きでもない男に 何度も何度も抱かれた」
全面的に間違っているとは言わないが、長年の幸子を見ている視聴者としては、幸子の口からこんな言葉は聞きたくなかった。私が本作にのめり込み過ぎているから、そう感じるのかも知れないが、もう少し相棒ファンの心情も汲み取って欲しかった。
あとがき
久し振りに、幸子がメインのストーリーで、且つ田村(児玉貴志)まで登場した意味では悪くなかったです。ただ、退場を連想させるような予告編だけは止めて欲しかったです。そんな思わせぶりなことをしなくても、ファンは見続けていることは、それなりの高視聴率が証明しているではないですか?
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