わろてんか (第109回・2/10) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第19週『最高のコンビ』 『第109回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


解散の危機を乗り越えたリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)が、再起をかけた高座に上がることになった。その朝、てん(葵わかな)は女興行師としての成長を見て欲しいと藤吉(松坂桃李)の仏壇に手を合わせる。隼也(成田凌)の売店では、芸人の似顔絵まんじゅうの売り上げが好調で、楓(岡本玲)たちが創刊した月刊キタムラなども販売されてにぎわっている。そしてついにリリコと四郎、渾(こん)身の漫才が始まった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

アバンが無い分、引っ張り具合がより顕著に!?

「今週はアバンタイトルは止めておけ」とのおまじないが利いたのか、やっと無くなった。しかし、どうだろう? どれだけの視聴者が「ミス・リリコ アンド シロー」の新しい漫才を見たくて待っているのだろう? でも、明らかに引っ張ってる。

誰も思い付きそうな寄席グッズを作って喜ぶ隼也がアホにしか見えないし、化粧水のくだりもホント無駄話。

本来なら前回のラストで強引に四郎が台本を完成させてしまったのだから、今回はアバン無しで主題歌明けは、舞台袖で緊張に手足を震えさせているリリコと四郎、売店の横から主人公と伊能と風太が見守る図で始まれば良かったのに…

引っ張るために、伊能は特別待遇で視聴者サービス。普通は、自分が推した2人の本当の意味での初舞台なのだから、これまでの本作なら立ち会って当然。なのに、風鳥亭にいないのは明らかに時間つなぎ。呆れてものが言えない…

こうやったら良かったのに…

そして、漫才が始まったのが5分過ぎ。で、簡単に観客にウケちゃう。ああ。どうしてこんな表現になるのだろう? 読者の皆さんからも「こうしたら?」と言うアイデアを頂戴したが…

そもそも、伊能がリリコと四郎のコンビを提案して、漫才大会での2人を見て主人公が「四郎が喋らない漫才」を閃けば良かっただけ。あとは、2人の悪戦苦闘に主人公と楓とおトキが加わって喧々囂々、いやそれこそ女性たちが集まって “姦しく” 会議。

その時に一番大切なのは、ちょこちょこと “主人公の閃き” を入れること。リリコや四郎、楓やおトキは “思い付き” や “気付き” で良いが、主人公は閃くの。強引でも「ふと閃いちゃう」。これが無いと、あっと言う間に芸達者な出演者に飲み込まれるから。まっ、これが出来ていたらやってるか?

風鳥亭の売り上げは3倍で、本作は3倍希釈の極薄味!?

てん「勉強になりました」

主人公はこんなこと↑を言っていたが、一体何を勉強したの? 藤吉が死んだ後の4年間も順調に経営をしてきた主人公を、敢えて「女興行師」だとか「女社長」だとかにすると、この2週間ダラダラと描いて来たが、漫才大会で閃いて、漫才を研究開発して大成功なんて1週間も必要ないエピソードでしょ?

むしろ、藤吉の亡霊なんて出さずに、土曜日の最後に主人公が閃いて、月曜日に会議、火曜日の最後に今回の大団円で丁度良い位じゃないのかな。流石に、風鳥亭の売り上げは3倍でも、『わろてんか』は3倍希釈の極薄味ではダメでしょ?

また、台詞と語りで持ち上がるだけ持ち上げる作戦か…

とにかく、今回に限って言ってもおかしなことばかり。だって、「ミス・リリコ アンド シロー」の新しい漫才だけど、あれ漫才大会の時と何が違うの? むしろ、四郎がわざと吃音にして吃音を笑いもの扱いにしているようにさえ見えて、私には不快だったが。

そんな漫才をあの世から見ていた亡霊の藤吉が、主人公の枕元でこんなこと↓を言っていた。

藤吉「ようやったな。これでもう
   世間も認める北村笑店の女社長や」

あの漫才を見て? やはり藤吉の笑いのセンスは死んでも良くはならなかったと言う訳か。そして、いつもの台詞とナレーションで持ち上がるだけ持ち上げる作戦。てんが布団から落ちたら笑えたのに、白けたまま音楽と共に土曜日終了。何なの?これ…

あとがき

雑ですねぇ。先週位からずっと言っていますが、脚本家のアイデアとネタ不足による強引過ぎる引き延ばしが、最悪な状態になっていますね。雑味と薄味で食えたもんじゃありませんよ。今からでも共著してくれる脚本家の協力を仰ぐべきです。その上、次週は『ボンのご乱心』ですと。ご乱心しているのは誰だ?って話ですが…

前回、てんに “優しさ” や “愛” や “母性” を感じないのが残念と書きましたが、今回の後半でリリコと四郎が手をついて「こちらこそ」と言う場面で、てんも風太も立ったままでした。せめて、てんは膝をつくなり、気を配って欲しかったです。演出も雑ってことです。

最後に。投稿が13時になってしまった前回の感想に、48回もの Web拍手を頂き、ありがとうございました。藤吉が退場してから視聴率が良いので、このまま視聴率は右上がり、内容はダダ下がりですかね。応援する気もどんどん薄まります…

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』
73 74 75 76
第14週『みんなの夢』
77 78 79
第15週『泣いたらあかん』
80 81 82 83 84 85
第16週『笑いの新時代』
86 87 88 89 90 91
第17週『ずっと、わろてんか』
92 93 94 95 96 97
第18週『女興行師てん』
98 99 100 101 102 103
第19週『最高のコンビ』
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内容リリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)は、話し合い。ようやく、納得出来る台本が完成。そして、2人が高座に上がる日。。。。敬称略しっかし、かなり困った作品だね。基本的な構成が出来ていないだけで無く。アイデア不足、演出の稚拙さで、時間を引っ張るモノだから。2,3話。。。長くても5話程度で出来るモノも、1,2週間。。。。。。。苦痛の一言である。

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