わろてんか (第105回・2/6) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第19週『最高のコンビ』 『第105回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)はリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)をどうにかして売り出す方法を考えていた。楓(岡本玲)は北村笑店自前の月刊誌を作って、リリコと四郎の特集を組み二人の魅力を伝えようと提案。さらに映画スターのようなブロマイドを作り、寄席に女性客を呼び込むために豪華な弁当を売り出すなど、斬新なアイデアをどんどん実現させる。寄席で下働きを始めた隼也(成田凌)は地道な仕事にうんざりしていたが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

伊能の「答え」に主人公が "気付いて" もつまらない!

今回のラストで、リリコと四郎の漫才が一向に面白くならないことに悩む主人公に、伊能がこんなことを言う。

伊能「おてんさんが 面白いと感じた
   その勢いの理由を突き詰めるんだ。
   そうすれば 必ず問題は解決する。
   これも 社長の極意かな?」

そもそも、リリコと四郎でコンビを組ませようと提案したのが伊能なのだから、普通に考えれば伊能の頭の中に「答え」はあるはず。この伊能の言葉をそのまま受け取れば、社長業の先輩として主人公を指導していることになる。うん、確かに先代の藤吉亡き後は伊能が取締役となって、物語としては間違ってはいない。

しかし、全く面白くない。だって、前述のように既に伊能の頭の中には「答え」があり、予告編でその「答え」に主人公が気付くことを既に見せられているから。それと、以前から書いているが、主人公に必要なのは「気付き」でなく「閃き」なの。でなければ、カリスマ的な女興行師に見えないでしょ!

てんは商売拡大したのに、超狭い人間関係でお気楽解決?

それにしても、アバンタイトルでの雑誌の発行販売資金を捻出するくだりも、ホント雑。まさか、ああも簡単に妹が登場して解決しちゃうんだから。脚本家の先制は、「ナイスアイデア!」とか思って書いているのだろうか? てん社長になって商売を拡大してきた割りに、超狭い人間関係でお気楽解決。不自然極まりないのだが。

"頑張る風太" が "朝から不愉快な男" に映ってるぞ!

隼也は相変わらず好きになれずにいるが、私の中の好感度が急降下中なのが風太。しょっちゅう怒鳴り散らしているのは、頑張っているように見せる脚本と演出なのか知らないが、テレビの外には “朝から不愉快な男”としか映っていない。

とにかく、“頑張ってる風太” を描こうとするがあまり、エピソード自体がおかしくなってないか? まず、隼也をコテンパンにこき下ろすような罵声を浴びせる理由が分からん。なのに、それを笑って見逃す主人公姉妹も意味不明。だから、「今週はアバンは作るな!」と言ったのだ。

やり過ぎ風太で、契約芸人たちの御里まで知れちゃった!

主題歌明けも不愉快の連続。「指導」「しごき」「いじめ」「パワハラ」なのか見分けがつかない風太の言動。芸人たちのいる所で、わざと周りに聞こえるように怒鳴り散らしたり、それを見ていた芸人たちも隼也を馬鹿にし始めたり。茶を入れて貰って礼一つ言えず、小銭を渡して使いっ走りさせて、本当に不愉快。

な~んにもしていない主人公を、脇役たちの台詞だけでヨイショして惹き立てるのは、本作がいつもの手法だがから驚きはしないが、今回はやり過ぎ。むしろ、北村笑店の契約芸人たちの御里が知れちゃった。これでは、月給制に胡坐をかいてるダメ師匠になってしまった。こう見えているのを、作り手は理解しているのだろうか?

あとがき

そもそも、主人公が芸人たち1人1人の好みを把握しているなんて、記憶も描写もありませんよね。1カットでもあれば納得しますが、流石に描いていないことを、さもあったことのように描くのは、いい加減止めて欲しいです。それと、伊能からの助言をまるで恋人からの囁きみたいな演出もどうかと思います。

最後に。前回の感想に、49回もの Web拍手と多くのコメントを頂き、ありがとうございます。予想通り、木曜日までは話が進みませんね。従って感想も書き辛いです。ですが、今回の風太や師匠たちの隼也に対する言動は、度を超えておかし過ぎます。

そして、アバンを入れるなら、まずそこで主人公がせっせと師匠らの世話するシーンを入れるべきでした。やはり、雑としか言いようがありません。早く、木曜日と土曜日にならないかなぁ。

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』
73 74 75 76
第14週『みんなの夢』
77 78 79
第15週『泣いたらあかん』
80 81 82 83 84 85
第16週『笑いの新時代』
86 87 88 89 90 91
第17週『ずっと、わろてんか』
92 93 94 95 96 97
第18週『女興行師てん』
98 99 100 101 102 103
第19週『最高のコンビ』
104

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