わろてんか (第95回・1/25) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式)
第17週『ずっと、わろてんか』
『第95回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
藤吉(松坂桃李)が再び脳卒中で倒れ、病院に担ぎ込まれた。てん(葵わかな)は付ききりで看病し、何とか一命を取りとめた藤吉は家に帰りたいと言い出す。風太(濱田岳)は藤吉と約束した新しい万歳を何としても完成させたいと万丈目(藤井隆)らの尻を叩く。藤吉の見舞いに訪れたリリコ(広瀬アリス)は芸人に戻らないかと言われ、初めて口説かれたと素直に喜んだ。そして家に戻った藤吉は、てんと昔の思い出を楽しく語り合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
藤吉がアバンタイトルで "また" 倒れた キタ-----(゚∀゚)-----
今回は、簡単感想で。
藤吉がアバンタイトルで “また” 倒れた。
だから、前回で敢えて書いたのだ。藤吉が病床に倒れてぇの息子の隼也の後継ぎ話と、北村笑店と風鳥亭が新しい時代をどう乗り越えるかと言う1度目で「藤吉の余命」のくだりは終えるべきだったと。のに、前回の啄子の再登場で完全に「藤吉の余命を引き伸ばす展開」になってウンザリ気味だと。
視聴者にとっては「また」であり「既視感」でしかない!
風太が「2回目」と言ってはいたが、視聴者にとっては「また」であり「既視感」でしかない。それでも、ラジオ番組の話題のお蔭で折角ストーリーが再始動したと期待したところで倒れるから、応援する気も薄まらざるを得ない。
そんな気持ちを更にゲンナリさせたのが、まず、リリコを混ぜて来たこと。なぜ、ここで?と言うしかない。
あとがき
これでも、脚本家も演出家も「藤吉の余命」と言う悲しみと、「トキの出産」と言う幸福を比較し重ねて、丁寧にドラマチックに描いているつもりなのですよ。でも、いくら出会いからの回想を繋げても、藤吉が商売に精を出し頑張っている映像が無いから、取って付けた印象だけ。無いものねだりをしても、しょうがないのですが。
最後に。前回の感想に 38回もWeb拍手やたくさんのコメントを頂き、ありがとうございました。15分間を中途半端にドラマチックに盛り上げても、連ドラとして成立しなければ意味がありません。今回は、俳優を見せているだけで、登場人物が一切見えませんでした。これでは、出演者のお目当てさん以外は離脱して当然だと思います。巻き返しのために、やれることはあるのになぁ。
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[読書] 吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉 (坂本 優二/著・イースト・プレス) 感想
【これまでの感想】
●「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)
第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』
73 74 75 76
第14週『みんなの夢』
77 78 79
第15週『泣いたらあかん』
80 81 82 83 84 85
第16週『笑いの新時代』
86 87 88 89 90 91
第17週『ずっと、わろてんか』
92 93 94
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