きみが心に棲みついた (第1話/初回15分拡大・2018/1/16) 感想

TBS系・火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』(公式)
第1話/初回15分拡大『冬の恋は三角形!恋ヘタ女×超誠実男×支配男の恋』の感想。
なお、原作:天堂きりん「きみが心に棲みついた」(祥伝社フィールコミックス)は未読。
下着メーカーで働く今日子(吉岡里帆)は人見知りが激しく、学生時代は挙動不審の‘キョドコ’と呼ばれていた。ある日、職場の先輩・堀田(瀬戸朝香)らに連れられて、人生初の合コンに参加した今日子は、漫画編集者・吉崎(桐谷健太)に思い切って告白したものの振られてしまう。そんな折、今日子の会社に、商社から企画室長として星名(向井理)が出向してくる。彼は、大学時代に今日子を深く傷つけた忘れがたい男性だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:吉澤智子(過去作/あなたのことはそれほど) 第1話
徳尾浩司(過去作/警視庁 ナシゴレン課、あいの結婚相談所)
演出:福田亮介(過去作/あなたのことはそれほど、下剋上受験) 第1話
水田成英(過去作/ランチの女王、名前をなくした女神、ファースト・クラス)
金子文紀(過去作/ごめんね青春!、監獄のお姫さま)
棚澤孝義(過去作/下町ロケット第4,7話、流星ワゴン第4,7話)
音楽:出羽良彰(過去作/クロコーチ、私はシャドウ)
本作も、わざわざドラマにする必要があるのかな?みたいな…
『ごめん、愛してる』での凛華 役のあざとい演技以来、苦手になった吉岡里帆さん主演で、第1話で離脱した『あなたのことはそれほど』(感想)の脚本家と演出家のコンビだから、最初から事前情報も期待値も、ほぼゼロで観始めた第1話。題材もテーマも異なれど『あなたのことはそれほど』に似た、いやその他の作品の既視感が満載。
まあ、本作もわざわざドラマにして見せる必要があるのかな?みたいなことを、それなりに登場人物に強烈なキャラクターを着せて、丁寧に描こうとしているのは認めるが…
星名(向井理)の設定が、余りに不快過ぎる!
また、面白味のためにやっているのも理解するが、下着メーカー「Lapoire」の企画室長でMDの星名(向井理)の設定が、余りに不快過ぎる。とにかく前述通りに “わざわざドラマにして見せる必要があるのかな?みたいなこと” の連続。おとな間のイジメ的な要素のドラマを観て愉快な人っているのだろうか?
"キョドコ" なのに、怖がっているだけにしか見えない!
好き嫌いの話ばかりでは、どうかと思うので、少しだけドラマウォッチャー的に書いてみる。主人公の今日子(吉岡里帆)は劇中でも引用されている通り “キョドコ” と言うことだから、挙動不審と言う意味だろう。
確かに序盤の主人公は、過剰な位に挙動不審な言動ばかりしていたが、中盤前には挙動不審なのは星名と一緒にいる時だけだし、演技的には挙動不審と言うより恐怖に怯えているようにしか見えない。だって、あの回想が真実なら、相手が誰でもいかなる時でも挙動不審でないと不自然だ。
挙動不審なら月9『海月姫』の方が徹底され見応えアリ!
同じ挙動不審の登場人物なら、先日放送された月9『海月姫』での男子禁制アパート「天水館」の住民5人の方が格段に徹底されて面白い。それに、挙動不審と言うより極端なキャラ設定と言う点では、星名と吉崎(桐谷健太)は表現されているのに、主人公だけブレまくりなのは大問題では?
あとがき
CMで見る吉岡里帆さんは魅力的なので、本作での私の中でのイメチェンを期待したのですが。いや、彼女のファン、特に女性ファンには結構厳しい内容でないのかなぁ。せめて、深夜ドラマなら…と思いました。この “大人いじめ” 的なモラハラなドラマ、継続視聴は難しそう…
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