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FINAL CUT (第1話/初回15分拡大・2018/1/9) 感想

FINAL CUT

関西テレビ制作・フジテレビ系・『FINAL CUT』公式
第1話/初回15分拡大『母のため僕はテレビに復讐する』の感想。


慶介(亀梨和也)の母親は12年前に自殺した。母親が園長を務める保育園の女児が殺された事件でワイドショー司会者・百々瀬(藤木直人)らマスコミに犯人扱いされ、自ら命を絶ったのだ。復讐と真犯人捜しに始動した慶介は、事件の鍵を握る雪子(栗山千明)・若葉(橋本環奈)姉妹に接触。一方、慶介が運営するメディア被害告発サイトに、ワイドショーの当時のディレクターで現プロデューサー・井出(杉本哲太)絡みの情報が寄せられる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:金子ありさ(過去作/ナースのお仕事3,4、サプリ、パパドル!、花燃ゆ)
演出:三宅喜重(過去作/銭の戦争、嘘の戦争) 第1話
   日暮謙(過去作/ラブホの上野さん、過保護のカホコ)
音楽:菅野祐悟(過去作/東京タラレバ娘、刑事ゆがみ)

本作も、ほぼ事前情報ゼロで第1話を鑑賞…

毎度のように、所謂 “アイドル” が主演をする連ドラは出来るだけ番宣を見ないようにしている。なぜなら、番宣によって必要以上に期待感を煽られることが多いから。従って、本作もほぼ事前情報ゼロで第1話の視聴となった。

"私にとっては" 完全にツカミは失敗と言わざるを得ない!

まず、言えるのは、10分以上見てもどんなドラマなのか、今一つピンと来ることが無かったのが、視聴意欲が削がれた点。

冒頭で何となくメインになる事件を描いたら、続くのは出演者目当ての視聴者向けのサービスカットの連続。せめて、役柄の説明くらい加えても良いのになと思いつつ、話は、いや映像だけが進んで行く印象。正直、“私にとっては ” 完全にツカミは失敗と言わざるを得ない。

ただ引っ張って小出しに焦らしているだけに見える編集

主人公がどんな人か、ぼんやりと見えて来るのが、やっと25分頃。テレビ局が舞台なのも27分過ぎ。15分拡大していても、正味半分までどんなドラマなのか分からないのはどうかと思う。その後も、煽ると言うより引っ張り気味。いいや、ただ引っ張って小出しにして焦らしているつもりなだけの印象。

『ファイナルカット』と言うタイトルなら、最後まで見たくなるような作品を作らないと名前負け。その意味では、ファイナルカットと言う編集を意味するタイトルなのに、同時進行するエピソードの見せ方が下手。まあ、これもただ引っ張って小出しにして焦らしているつもりなだけの編集が、こう言いう印象を生み出しているのだが。

主役としても主人公としても存在感が物足りない!

亀梨和也さんは、『阿久悠物語』以外の最近の作品はコミカル要素の強い役が多かったが、“私にとっては ” こう言うシリアスな役柄が似合っていると思うので、その点では満足度は高い。ただ、ドラマ全体とのバランスを考えると、主役としても主人公としても存在感が物足りない。

復讐劇で一番大切な "カタルシス" が欠けている!

そして、何を描きたいのか分からず仕舞いのまま、50分過ぎに突然、主人公が脅す相手に正体を明かしちゃった。普通に考えたらいろんな意味で復讐する側に不利なのに。それなのに敢えてやると言うことは、脚本に余程の自信があると言うことか。

だとしても、前期で放送されていた登場人物のほぼ全員がクズばかりの復讐劇『ブラックリベンジ』(最終回の感想)を観終えた後では、全体的に似たような印象は拭えない。

また、“私にとっては ” この放送枠は草なぎ剛さん主演で数々の復讐ドラマの傑作を創り出した放送枠なだけに、もっと感情移入させてくれ、それこそファイナルカットを観終えた時に、精神の解放が欲しかった。要は、カタルシスに乏しいと言うこと。復讐劇には一番大切な部分が欠けているのが気になった。

『明日の約束』の後番組としては、関テレの骨太な企画!

ただ、前期の同放送枠で放送された『明日の約束』の後番組として観ると、マスコミが創り出した虚構に苦しめられた人間たちを描くと言う点で、関西テレビの骨太な企画とも思える。比較する必要もないが、最終回に向けてつまらなくなった『ブラックリベンジ』の二の舞になるかどうかは、第3話くらいまで見ないと分からないか。

あとがき

1度見ただけでは良く分からなかったので 2度見ましたが、演出は結構煽っているのに(私には引っ張り感の方が強く感じますが)、どうも「復讐ドラマ」と言う印象が弱くて、どちらかと言うと「職業・お仕事ドラマ」の印象が強いです。これは脚本の台詞やシーン立てによる影響で、俳優や演出家がどうこうできる問題ではありません。

これまで関テレが創り出して来たような「復讐ドラマ」に仕立てるなら、脚本をきちんと復讐ドラマに見合うようにスリリングに書いた方が良いです。また、出来る限りもっと “俳優・亀梨和也” を押し出すべきです。芸達者なベテラン俳優陣に埋もれないように。コミカルな作品の時は出来るのだから、やるべきです。

上↑にも書いたように、第3話くらいまでは様子見します。

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