わろてんか (第75回・12/27) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第13週『エッサッサ乙女組』 『第75回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)は島根から連れて来た安来節の踊り子四人のために女子寮まで用意し、大阪のお母ちゃんとして生活全般の面倒をみることにした。「安来節乙女組」という名前をもらった四人娘は、都会での共同生活に慣れず仲間内のケンカも絶えず、稽古でもバラバラで踊りがまったく合わない状態になる。乙女組が高座に上がれるかどうか不安になったてんと藤吉(松坂桃李)は、風太(濱田岳)に総監督を任せることにした。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

数日間でを完成させたの? 寮名「風ひな寮」にもイラッ!

え~と。前回、主人公が「女子寮作ろう、思いまして」と言っていたから、これから建てるのか?何処かを借りて寮母を雇って準備をするのかと思いきや、今回の冒頭では既に女子寮がある設定。それもナレーションで前回の数日後と言っていたが、数日で「風ひな寮」の看板を作れるの?

こうするなら、もっと藤吉を札束で相手の頬をぶん殴ってでも意思を通すみたいな強権なキャラにしておいてくれたら良かったのに。「俺が金にモノを言わせて作ったんだ」みたいに。そうすれば、寄席をどんどん買い増していくのも辻褄が合うのに。おっと、これまでの3か月間は忘れるんだっけ…。でも「風ひな寮」の名にはイラッとする!

「面白いでしょ?」と言わんばかりが鼻につく!

主題歌明けは、ハヤシライスに対抗してタマゴカレーか。もう、本作の過去の朝ドラパクリも常習化し堂々とやるようになったか。まっ、エピソードが思い付かないのだから、パクるしかないのはどうしようもないが、流石に踊り子4人のキャラクターが極端過ぎて、脚本家と演出家の「面白いでしょ?」と言わんばかりが鼻につく。

なぜ主人公を "機転が利いて気が回る" 人にしない?

で、風鳥亭の名付けの時は、それなりの考えが披露されたのに、「乙女組」はまるで『べっぴんさん』のすみれお嬢様並みの発想力で決めちゃった。まあ、グダグダやられても困るが、こう言う時こそ主人公の特徴のように「実は、乙女組って決めてました」と “機転が利く” ことや “気が回る” ことを見せたら良いのに。

こう言う次に繋がる主人公に限らず登場人物の特徴になることを、さり気なく積み重ねるのが大切なのに。積み重ねずに「カミナリ風太」だとか、ポツンと台詞に盛り込むからあとあと記憶に残らない。う~ん、困ったなぁ。

舎監と安木節の指導者がいないことが不自然の元凶!

それにしても、誰も稽古をつける指導者をつけずに、4人で勝手に稽古させておいて、それがバラバラだからと焦る風太って訳だよね。数日間で寮を完成させる財力があるなら、舎監も安木節の指導者も主人公が手配済みでないと辻褄が合わないでしょ?それも、たった数分前のこととだよ。だから、まとめ役を風太にする流れが不自然になる。

あとがき

1.5倍速再生で見ても、30分以上に長く感じた第75回。でも、前回で指摘した部分、古株芸人たちや食堂が出て来たのは褒めておきたい。自己紹介のくだりも、乙女組のいざこざや、隼也の反抗期みたいなのも、まあ、若干(いや、かなりかな?)極端ですが、これまでの本作の中では “普通” の部類でした。

しかし、残念なことにこれまで余りにも “普通” をしてこなかったから、“普通” の台詞に違和感を覚えると言う負のスパイラル状態。結局、これまで「家族」や「子育て」をほぼ描いて来ないのに、ここへ来て急に「お母さん」と呼ばれたり、「躾」をしようしたりするからおかしくなる。やはり、3か月を忘れるだけではダメなようです…

最後に。前回の感想に 61回ものWeb拍手やたくさんのコメントを頂き、ありがとうございました。今回の15分なんて “普通” なんですよ。少々やり過ぎ感はあっても、隼也と乙女組を「育てる」で因数分解して描こうと言う点は。でも、台詞があると台無しになる。もう、主人公と藤吉は台詞を極端に減らして、語りと顔のアップで誤魔化した方がマシかも知れません。

★「北村(藤岡)てん」のモデル「吉本せい」のについて書かれた本の感想
[読書] 笑いを愛した吉本せい - 吉本興業創業者の波乱万丈記 (洋泉社) 感想
[読書] 吉本せいと林正之助 愛と勇気の言葉 (坂本 優二/著・イースト・プレス) 感想

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連続テレビ小説 わろてんか Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 わろてんか 上
NHK連続テレビ小説「わろてんか」オリジナル・サウンドトラック


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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』
73 74

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