民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ (第10話/最終回 15分拡大SP・2017/12/25) 感想

フジテレビ系・月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(公式)
第10話/最終回 15分拡大SP『最終回クリスマススペシャル緊迫の12分間!暴かれる裏切り者の正体』の感想。
智子(篠原涼子)が議会と対立し、苦境に立たされる中、誠(高橋一生)は会見を開き「副市長に就任する」と宣言。和美(石田ゆり子)は、誠の決断に違和感を覚える。一方、怒りが収まらない犬崎(古田新太)らは、市長リコールへと動き出す。そして突然、「ニューポート」に隣接する地区にアミューズメントパーク「あおばランド」をつくると発表。市民は一気に歓迎ムードとなり、反対した智子は、犬崎たちの狙い通り悪者になってしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:黒沢久子(過去作/映画「花芯」) ※第1,2,3,4,5,6,7,8,9,最終話
梶原阿貴(過去作/NHK わたしが子どもだったころ) ※第9話
脚本協力:ねじめ彩木(過去作/アニメ チョコミミシリーズ) ※第7,8話
演出:金井紘(過去作/貴族探偵、好きな人がいること) ※第1,2,3,6,最終話
石井祐介(過去作/SUMMER NUDE、探偵の探偵) ※第4,5,6,8話
相沢秀幸(過去作/貴族探偵) ※第7,9話
今さら右翼思想丸出しの政治ドラマに捻じ曲げられても…
お金が欲しいから市議になった「市議編」と、第6話から唐突に始まった真面目な市長の「市長編」があまりに違い過ぎる。とくに、今回の中盤での議場での主人公と誠の長尺の会話劇なんて笑っちゃうくらいに大真面目。今さら右翼思想丸出しの政治ドラマに捻じ曲げられても、見ているこちらはポカーンと口を開けるだけなのだが。
ここまで途中から主人公のキャラクターを変えちゃダメ!
やはり、ここまで途中から主人公のキャラクターを変えちゃダメでしょ。生活費のために無知な主婦が選挙に出て当選して市政をごちゃごちゃにするだけでも共感しづらいのに、最終回に向かって「市民のための議会」を連呼したのに、最終回のラストの市議会のシーンなんて完全に茶番劇か学芸会レベル。やはり期待しただけ無駄だった。
あとがき
もっと「月9」らしい中立的で楽しい政治エンターテインメントとしての連ドラを期待したし、当初の出演者を見る限りそんなのしか出来ないとある意味で安心していたのですが、メインの脚本家・黒沢久子さんがここまで自身の政治色を作品に反映、それも第6話から徐々に蔓延させて。これなら最初から視聴者騙しをせず、左翼系のドラマとして堂々と描けば良かったのに。スポンサーがつくかは疑問ですが。
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