わろてんか (第73回・12/25) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第13週『エッサッサ乙女組』 『第73回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


北村笑店は傘下の寄席をどんどん増やし、所属芸人も200人を越える大所帯になっていた。藤吉(松坂桃李)が社長、てん(葵わかな)は経理責任者、風太(濱田岳)は全ての寄席を束ねる総支配人として忙しい毎日を送っている。伊能(高橋一生)から寄席の興行形態が古くさいままだと指摘された風太は、当時流行し始めていた安来節を北村笑店でも取り入れたらどうかと藤吉に進言する。興味を持った藤吉は、すぐに島根へ旅立った。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「好景気も相まって」が無くなったのは良かったが…

『とと姉ちゃん』や『べっぴんさん』の終盤で感じた “若い俳優たちが老け役を演じる違和感” と同じものを、放送開始3か月が終わろうとする月曜日に感じさせるとは驚きだが、これまで必ず時間経過のナレーションに入っていた「好景気も相まって」が無くなったのは良かったこと。

ただ、相変わらず帳場での会話劇だけに「経営順調」の描写を頼って、寄席や客の様子や、これまでの脇役たちや食堂などの時間経過による変化も描いて欲しかった。なぜ、描く必要のない時にダラダラと描いて、必要な時に描かないのか?時間経過を脇役含めて楽しく描いてこそ、連ドラの面白味なのに。

唐突な安木節に、脚本家のネタ切れの暗雲が立ち込めた

ただ、時間経過の説明こそこれまでで一番丁寧だと認めるが、話が「安来節を流行らせる」ことに当然舵を切ったのにはあまりにも雑。まあ、安来節のくだりは「吉本せい」の史実にあるのだが、安来節に辿り着くまでの経緯がバッサリカットされていたのにも驚いた。

以前も書いたが、「吉本せい」の事実には正直大したドラマチックなエピソードは無い。そんな中で珍しいドラマ向けのエピソードがこの安木節。まあ書籍では数行で済んでしまう内容なのだが。これを唐突に持ち出すと言うことは、明らかに脚本家のネタ切れのは確かだろう。折角、先週の土曜日は褒めたばかりだが、暗雲がまた立ち込めたのは間違いない…

あとがき

皆さん、どう感じました?今回の時間経過の表現方法を。一度進めておいて逆戻りすると言うスタイル。丁寧でドラマらしいのは認めますが、隼也の子役が変更されたとの、葵わかなさんの演技が突然所帯染みたせいも相まって、何となく後日談、思い出話みたいな印象になっていませんでしたか?

余りにも唐突に安木節が始まったので、突っ込む暇もなく水の如しに話が流れて、中盤の伊能登場と風太のくだりも意味深なだけで、この3か月で一番長い15分間に感じました。3か月を無かったことにすると腹が立たずに楽に見られますが、ここまで何も心に引っ掛からないのもどうかと思います。正直、面白くも何ともありませんから…

最後に。前回の感想に 39回ものWeb拍手やたくさんのコメントを頂き、ありがとうございました。あの「女性が着物の裾をからげて踊るお色気を売りにした安木節」を大流行させたのが「吉本せい」と踊り子のスカウトをした「せいの弟・正之助」。これで1週間もたせるようです。と言っても年内は木曜まで残り3回の放送ですので時間つぶしってことです…

★「北村(藤岡)てん」のモデル「吉本せい」のについて書かれた本の感想
[読書] 笑いを愛した吉本せい - 吉本興業創業者の波乱万丈記 (洋泉社) 感想

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連続テレビ小説 わろてんか Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 わろてんか 上
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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67 68 69 70 71 72
第13週『エッサッサ乙女組』

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