わろてんか (第68回・12/19) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式)
第12週『お笑い大阪 春の陣』
『第68回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
アサリ(前野朋哉)が突然、芸人をやめると言い出した。てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が事情を聞くと、近々訪ねて来る祖父の治五郎(佐川満男)に自分が芸人だということを知られたくないという。そこで伊能(高橋一生)の手を借りて、アサリを会社員に見せかける芝居を打つことにした。一方、てんが寺ギン(兵動大樹)の芸人にお金をやったことが発覚し、引き抜きみたいな真似はやめろと寺ギンが怒鳴り込んでくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
アバンの主人公のアップが多過ぎる!
今月に入ってから、不自然な位に主人公が画面に映り込むシーンの増えた本作。今回のアバンタイトルでも、アサリの背後に終始映り込んでいる上に、豆鉄砲を食らったようなアップのインサートカットを挟むから、アサリの台詞の内容が頭に入り難いのなんの。散髪に行ってさっぱりした今週の藤吉は、いい人になってるし?
藤吉が "人でなし" から "芸人を大切にする人" に大変身!
おじいちゃん、伊能栞の素性は聞くのに、不自然に派手な和服で立っている主人公の素性は聞かないのか(失笑) それにしても、アサリが勤め人になるくだりって必要だろうか? まっ、脇役のことはどうでもいいや。
それにしても、月曜日に大きく時間経過して床屋に行った藤吉が、先週までの3週間で描かれた “人でなしの藤吉” から “芸人を大切にする藤吉” へ大胆に変身。私には別人に見えるし、それ以上にこれまでの3か月が無かったと同じような展開になっているのに驚いた。
あとがき
藤吉の大変身が不自然過ぎて、リリコのカメラ目線の不自然さも寺ギンのアップも吹っ飛んでしまった今回。プロなら、もう少し自然にキャラ変更出来なかったのかなぁ。このまま藤吉は “いい人” で芸人が集まって来て大繁盛するだけなのでしょうか?こんなことなら、今週から観始めれば良かったかもなんて思います…
最後に。前回の感想に、58回もWeb拍手と、たくさんのコメントを頂き、ありがとうございました。“人でなし” の藤吉にはイライラしっ放しでしたが、藤吉が “いい人” では全く魅力がありませんし、物語のメリハリが無くて面白くありません。さて、この現状をどう受け止めていいのやら…
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【これまでの感想】
●「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)
第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61 62 63 64 65 66
第12週『お笑い大阪 春の陣』
67
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