わろてんか (第62回・12/12) 感想

2017/12/12 19:04 記事更新
連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第11週『われても末に』 『第62回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)は、なぜ藤吉(松坂桃李)が借金してまで団吾(波岡一喜)を風鳥亭の専属にしたいかそのわけをやっと理解し、風太(濱田岳)に頼んで団吾に出演の直談判をしに行くことにする。団真(北村有起哉)の元を去ったお夕(中村ゆり)が、団吾の家に身を寄せていることをてんは知って驚く。藤吉はストライキを続ける万丈目(藤井隆)たちが稽古もせずブラついているのを見て、真剣に芸を磨く努力をしろと怒鳴った。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

風太は、てんを諦め切れない未練がましい情けない男?

最近の風太を見ていると “主人公を諦め切れない未練がましい情けない男” にしか見えない本作。今回のアバンタイトルなんて正にそれを絵に書いたような内容。

前回のリリコの説明で、てんは藤吉の意図を理解したの?

それにしても、1回放送を見逃したのか?と思ってしまった。あの~、もしかして前回のリリコの説明で主人公は藤吉が大金の借金をしてまで団吾を風鳥亭の専属にしたいのか理由を理解したってこと?また、都合良く進めるために視聴者を置いてけぼりか?

お夕が団真を見限って団吾に鞍替えした理由が分からん!

それに、お夕が団真を見限って団吾に鞍替えした理由も全く意味不明。折角、数日間はお夕が久し振りに魅力的な登場人物かと期待したのだが、団真と芸人長屋に何となく住み着いた辺りから様子がおかしかったのは、団吾の所へ転がり込むから、適当に書いたってことか?

「夫を理解出来ないヒロインが頑張っている朝ドラ」に見える!

それでも、不思議なことに最近は藤吉の出番が無いシーンや、藤吉さえ口を開けなければ、「夫を理解出来ないヒロインが頑張っている朝ドラ」に見えなくもない。

そう思えるのは、少なくとも藤吉よりも主人公の方が、成長しているかどうかは別にして、変化しているのが確かだからだ。以前も書いたが、これは悪くない。褒めるべきところだ。

もはや藤吉は、イケメンの恐喝屋か!?

しかし、藤吉が登場し、口を開き、その上デカい声を張り上げた途端に物語が崩壊するのが最近の本作の特徴。何せ、視聴者に対して提供される藤吉流の寄席経営ノウハウが少な過ぎる上に、いつもはボソボソ喋るのに、意味不明なことは怒鳴って相手を脅すから、もはやイケメンの恐喝屋のような存在でもある。

台詞で、視聴者に違和感や疑問を持たれたら終わりなの!

な~んて思いながら、一膳飯屋「万々亭」にまるでチンピラ風情で入って来た藤吉が、恐れていたとんでもないことを怒鳴ったあとにボソボソと話し出した(困)

藤 吉「同じ釜の飯食うた仲間責め立てて」
岩さん「大将…」
藤 吉「そんな事ばっかやって
    芸を磨く努力もせんとお前ら何やっとんねん!」

え~と。「同じ釜の飯食うた」って、いつのどのエピソードのことを指してるの?まさか「万々亭」で飯を食ってたのを「同じ釜」とは言わないよね。だったら、同時間帯で1つの店で定食を食べたら「みんな同じ釜の飯食った仲間」になっちゃうもん(失笑)

脚本家が偉そうな台詞を書くのは勝手だが、こうして視聴者に違和感や疑問を持たれたら終わりなの。それが連ドラの脚本と言うもの。その最低限のことが出来ていないのが、本作の現状だ。

藤吉の "人でなし度" の急上昇っぷりが異常事態!

そんなことを考えていると、これまた意味不明と言うか藤吉の人でなしさを助長するだけのダメ台詞が飛び出した。

藤吉「俺は お前らの才能を信じてるんや。
   団吾師匠の事かて きっと 目の色を変えるはずや
   思うとったわ。団吾なんかに負けてられんてな。
   信じた俺が アホやったんか。
   お前らも…お前らも 芸人やったら
   命がけで 芸に取り組んでみい!」

え~と、身の程知らずの藤吉さんよ。北村米店が誰の大借金で店も土地も奪われ、看板だけ持って着の身着のまま放り出されて明け暮れていた時に、母親と妻と自分の3人を優しく受け入れ、笑いで励まし、芸人長屋を紹介してくれたのは誰ですか?って話だぞ、藤吉。そんな古株芸人たちに…なんてことを。

アホやクズを通り越して “人でなし” 以外の例えが見つからん。普通は「命の恩人」に対して、多少なりとも経済的に成功した一人前の男(人間)なら、寄席を締めた後に一緒になって「勉強会」でも開催する位の度量を見せるのが、朝ドラのヒロインの夫でないの?「家族も同然や」と言うならさっさとやっとけって話でないのかな?

あとがき

『あまちゃん』以降の作品でも、『ごちそうさん』、『花子とアン』、変則的に『マッサン』、『あさが来た』、『べっぴんさん』は、主人公に寄り添う夫(妻)が描かれ、夫婦の二人三脚が描かれていました。( 『まれ』 と『とと姉ちゃん』のヒロインは未婚ですので。)

そう言う視点からも、一応「駆け落ち」してまで結婚した夫婦が描かれているのに、未だ藤吉がこれでは…困ります。

最後に。前回の感想に、88回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。番組最後の子供たちの声の「わろてんか」に「笑えるか!」と答えるしかない毎日が続きますね。藤吉はさっさと渡米でもさせて退場。その変わりに成長した隼也を登場させて、心機一転スタートした方が良いと思います。

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』
61

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内容藤吉(松坂桃李)と仲違いするなか、リリコ(広瀬アリス)に“芸、芸人、寄席”についての説明を受け、叱られたてん(葵わかな)は、団吾(波岡一喜)に会わせて欲しいと風太(濱田岳)に頼み込む。が、やがて、お夕(中村ゆり)が団吾のもとに身を寄せていると知り。。。敬称略結局。。。人気がある。。才能だ。。。時流が。。。と、そんな曖昧すぎることで、誤魔化してばかり。

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