わろてんか (第61回・12/11) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第11週『われても末に』 『第61回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)が勝手に団真(北村有起哉)を高座に上げたことで、てんと藤吉(松坂桃李)は口もきかない仲違いの状態になった。藤吉は思いやりのつもりで仕事を休んで子育てに専念すればいいと、てんに告げる。だが、てんはショックを受けさらに夫婦はすれ違ってしまう。てんがいなくなった風鳥亭では藤吉が経理から雑用まで引き受けるが、慣れない仕事にてんてこ舞いになる。そんな時リリコ(広瀬アリス)がてんを訪ねて来た。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「もう ええわ もう」と言いたいのは、こっちの方だ!

藤吉「お前に 芸や番組の事は分からん」

何度聞いても違和感しか無いこの↑藤吉の台詞を週明けも繰り返す本作。この↑藤吉の台詞がきっかけで夫婦喧嘩になること自体が「違和感→不自然」なのに、今さら夫婦喧嘩でお互いが喋らず仲介人で会話を成立させる見飽きたくだりを、声が小さく滑舌もよろしく無い藤吉がやるから、聞き取り難いし面白味も無い。

それを主題歌明けの6分過ぎまでダラダラと。あのね。団吾師匠と契約すると言う話、もっと儲けようと言う話、更に団真が絡んだ話、これ流れ的に見ると3週目に突入しているの。それも今週の演出担当が先週と同じ保坂慶太氏だから、話だけでなく見た目の新鮮さも無く、違和感と既視感と引き延ばし感が蔓延している月曜日。

夫婦喧嘩のきっかけが先週土曜日の終盤で、喧嘩終了まで6分間って、まるで土曜日の冒頭か?って雰囲気だ。奇しくも喧嘩を終わらせる藤吉に脚本家がこんな↓台詞を言わせる。

藤吉「もう ええわ もう」

しかし、大声で訴えたいのは私たち視聴者だと言うことを理解するべきだ。だって、受信料を強制徴収されている視聴者は「もう ええわ もう」と簡単に見るのを止めたり、見ないから受信料を支払わない選択肢は無いのだから。

てんを排除する藤吉が "セクハラ" と "パワハラ" にしか見えず

夫婦喧嘩が終わったら、またボソ声の藤吉に逆戻り。今どき、スマホのマイクでももっとマシに録音できると思うが。それに、字幕無しで楽しめないのは朝ドラの精神から逸脱しているのでは?だって、聴覚だけでも楽しめるから忙しい朝でも楽しめるのが朝ドラだと聞いたが…。

なんて思っていたら、藤吉がボソッと鬼のようなことを言い出した。

藤吉「てん。しばらく 仕事休んだら どうや?」

申し訳ないが、どう好意的に解釈しようにも、あの小池百合子東京都知事の「排除の論理」と同じにしか聞こえない。それも「子育て」を理由に寄席経営の現場から排除だって?今の時代なら「セクハラ」「パワハラ」と言うやつだ。いや、劇中でもちゃんと「セクハラ」と「パワハラ」に映って見えた。

61回、ず~っと二人三脚のヒロインを見たくて毎朝見てるの!

とにかく意味は分からんが、脚本家は、藤吉が景気の流れに乗ってはいるものの、一人前の寄席経営者と言う設定にして書いているのは間違いない。そして、そんな夫の足を引っ張る妻である主人公にして、夫婦の紆余曲折を描いているつもりのようだが、全くそうは見えていないから!なのに、今度は主人公にこんな↓台詞を書く。

てん「一緒に働いて 一緒に苦労を分かち合いたいだけやのに」

え~と。そこで脚本書いてる吉田智子さん。私は、この 10週と1日の間、ず~~~っとそう言う主人公を見たくて毎朝チャンネルをNHKに合わせているの。そう言う視聴者が大勢いるのを理解して脚本を書いているのか、直接伺いたいものだ。

結局、リリコもまだ芸も芸人の事もよう分かってへんのでは?

そして、妻を排除した藤吉が絵に書いたように困るくだりも工夫無し。更に排除された主人公は自分の置かれた現状を「ストライキ」と意味不明に例える始末。そんな主人公にリリコが藤吉の正当性、妥当性を説明するために、主人公が寄席経営から排除された理由を語るシーンが終盤にあった。

リリコ「結局 まだ 芸の事も 芸人の事も よう分かってへん」

私に言わせれば、藤吉も分かっていないようにしか見えないが(失笑) 今回を見て、改めて前回の感想で書いたように、主人公と藤吉夫婦は、風鳥亭を “どんな色” に決めたのか? をすぐにでも描くべきだと感じた。“風鳥亭の色” を描かない限り、少なくとも藤吉が「芸の事も、芸人の事も、よう分かってる」とはならないのだから。

あとがき

ラストのナレーションで「リリコからの きつ~い ひと言でした」とあったが、こんな引っ張るべき内容でないことを3週間も引き伸ばしているのを見ている方が、余程きつ~いと言うのを作り手には本当に理解して欲しいです。世間の景気が良いからなのに偉そうに一端の経営者気取りの藤吉は、もう見飽きました。

最後に。仕事の都合で投稿時間が遅くなってしまった前回の感想に、72回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。藤吉の経営方針が正しいと言うリリコの発言に共感できませんでした。前回で団真を高座に上げた判断を間違いとする訳ですよね。う~ん、折角てんの成長に見えたと思っただけに残念でなりません…

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56 57 58 59 60
第11週『われても末に』

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