コウノドリ[2] (第9話・2017/12/8) 感想

コウノドリ[2]

TBSテレビ系・金曜ドラマ『コウノドリ[2] 命についてのすべてのこと』公式
第9話『不育症 世界一の味方は誰?』の感想。
なお、原作:鈴ノ木ユウ「コウノドリ」(漫画)は未読。


サクラ(綾野剛)は3回目の流産が判明した妊婦・沙月を診察する。原因を知りたいと思い詰める沙月は、不育症の検査を希望。サクラや小松(吉田羊)は沙月の苦しみに寄り添おうとする。下屋(松岡茉優)は、救命科に研修に来た吾郎(宮沢氷魚)と急患の処置に当たるものの、何もできず立ち尽くす。一方、石川に帰省した四宮(星野源)は、産科医の父・晃志郎(塩見三省)の受け持つ妊婦が早期胎盤剥離を起こしたことを知り…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


脚本:坪田文(過去作/コウノドリ 第7,8話) ※第1,3,6話
   矢島弘一(過去作/毒島ゆり子のせきらら日記) ※第2,4,7,9
   吉田康弘(過去作/映画「ヒーローショー」「黄金を抱いて翔べ」) ※第5,8話
演出:土井裕泰(過去作/コウノドリ、重版出来!、逃げ恥) ※第1,2,5,8話
   山本剛義(過去作/Nのために、夜行観覧車) ※第3,4,7話
   加藤尚樹(過去作/コウノドリ、ホワイト・ラボ) ※第6話
   韓哲(過去作/ATARU、IQ246~華麗なる事件簿~) ※9

サクラの強い思いが、不安な不育症の妊婦に力を授けた!

今回は3つの物語が描かれた充実した放送回だった。まず驚いたし良かったのは、現代医学でも、まだまだ分からないことが多い「不育症(正式な医学用語でない)」そのものと、その妊婦と夫と、サクラが産科医としてどう向き合うのか?と言う産科医としての生き様を、しっかりと描いて来たこと。

沙月の「流産の原因が分からない=治療方法が無い」との考え方に対して、“赤ちゃんを産んで育てられるんだと言う気持ちを持ち続けることが一番大切だ” と諭すサクラに、サクラの産科医としての「妊娠は病気でない」、そして「普通に産まれることが奇跡」と言う強い思いが、不安な不育症の妊婦に力を授けることが描かれて感動的だった。

産科医の父と息子の "赤ちゃんを取り上げる" の輪廻…

また、四宮の父・晃志郎が倒れたと聞いて石川県能登に再び帰省した四宮が、晃志郎の診察していた妊婦に早剥の疑いが出て、一刻を争う事態の中で父に代わって緊急カイザーをするくだり。

限られた状況の中で前立ちの整形外科医を上手にコントロールして成功させる四宮の姿。思いを遂げられなかった晃志郎の悔しさ。そして、父と息子の “赤ちゃんを取り上げる” ことの輪廻。産科に従事する人たちの共通の思いであろう

下屋が救命で緊急カイザー。温かな雰囲気にジーンと来た!

更に、相変わらず忙しない現場で上手に患者の症状に対応できずに悔しい思いをしている救命の下屋のもとに、妊娠36週の妊婦が緊急搬送され緊急カイザーをすることになるくだり。単純に頑張り成長する下屋を描くだけでなく、チームワークやサクラの下屋への思いも描かれて温かな雰囲気にジーンと来てしまった。

今橋の「僕にとっては家族」が、ペルソナのチームワークの根源だ!

全11話とされる本作では、この第9話が最終章へ繋げるためのこれまでの一旦の総集編と言うか総まとめ的な内容だった。

放送中の第2シリーズだけでなく、第1シリーズも含めてこれまでに描かれてきたペルソナ総合医療センターのサクラ、下屋、小松、白川、四宮、今橋、吾郎らのそれぞれの周産期医療従事者としての思いを巧みに丁寧に描きつつ、各自が動き出す姿は、今橋の「僕にとっては家族」に集約されていた。

あとがき

前回でも描かれた「医師の数だけ、様々な考え方や理想や立場がある!」に見事に続いた展開で、今回はサクラの心情をしっかりと描いたことで、群像劇としての見応えもきちんと残したまま、主人公 “産婦人科医・鴻鳥サクラ” の物語になっていたのはお見事でした。それにしても、演出家がここで4人目の韓哲さんになったのが今回の最大の驚きかも?

さて毎度の余計なお話ですが、今夜は我が家の産科の医療従事者は、病院の忘年会に出席中(おっと今、帰って来ました)。もちろん、夜勤で出席できない仲間もいるので、その分宴会芸など何か月も練習して臨むんです。「それが、明日からの妊婦さんたちに向かうエネルギーになる」と、今年も熱く語ってドラマが見られない…(苦笑)

最後に。第8話の「かなり濃厚な第2弾」の感想に、150回ものWeb拍手やたくさんの応援コメントを頂戴し、ありがとうございました。土日が仕事なので、一先ず感想はこの位にさせて下さい。

そして、濃厚な感想を期待して下さっている読者さんのためにも、また、私のドラマ愛を記しておく意味でも、更に放送後にいつでも感動を蘇らせることの出来るように、多くの画像を取り込んでの感想の続編「濃厚版」を書きますので、今しばらく少しお待ち下さい(謝)
引き続き当blogは、『コウノドリ』を全力で応援します。

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