わろてんか (第57回・12/6) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第10週『笑いの神様』 『第57回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)は道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)の面倒を見てやることにした。お茶子も手際よくこなし、三味線も弾けるお夕は風鳥亭で重宝される。藤吉(松坂桃李)が団吾(波岡一喜)を専属にしようとしていることを知った寺ギン(兵動大樹)が怒鳴り込んで来るが、藤吉は団吾獲得をあきらめようとはしない。そんな中、待遇改善の要求を掲げる万丈目(藤井隆)ら古株芸人たちの労働争議が激しさを増してくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

"都合が良過ぎる展開" にも程がある!

さあて、今朝はどこから愚痴ったら良いのだろう?

まずは、とんとん拍子に次ぐ、都合が良過ぎる展開にも程があると言う部分か?ドラマを進める上で、ある程度の都合の良さは絶対に必要だ。必然ばかりではつまらない。偶然や突発的な事件や騒動が起こって、そこから登場人物たちが動き出す訳だから。しかし、ものには限度がある。

前回のラストで、主人公が雨降りの中で天神様に手を合わせているのでさえ強引なのに、その主人公の足元へ都合良くお夕が階段から転げ落ち、雷が鳴って何かが起こる予感。今回はその女が大そうな働き者で、三味線でお囃子まで弾けて、団吾師匠を名乗るペテン師が旦那だと?これは流石にやり過ぎだ。

"支離滅裂で都合が良過ぎる不連続な騒動の箇条書き"に

これまでも「騒動至上主義」の足元にも及ばない、「支離滅裂で不連続な騒動の箇条書き」で困っていたのに、今回から「支離滅裂で都合が良過ぎる不連続な騒動の箇条書き」にまで堕ちてしまった。これでは、全く先の予想がつかないし、展開が読めない。だから、興味関心が湧いてこない。本当にこれで良いのか!?

主人公のお夕への態度が、偉そう過ぎて不自然!

もう1つ愚痴っておきたいのが、主人公と藤吉の相手への偉そうにしている態度の表現が間違ってやしないかと言うこと。例えば、主人公とお夕。

劇中の主人公が今何歳か知らないが、俳優の実年齢だけで比較すれば「19歳と35歳」。それを知らなくても、見た目で明らかに10歳以上は年上と分かる。だって、隼也の背格好を見れば主人公は二十歳を少し過ぎた程度。お夕も10代の娘で無いのは風体で想像がつく。だとしたら、主人公はお夕に対して、もっと遜(へりくだ)るべきでは?

いつから、主人公はあんなに偉そうな態度をする人間になったんだ?いや、お夕を一目見て信用したとか、主人公が人懐っこいとか、寄席業界では既にそれなりの偉い人物になったとか、実はそもそも偉そうな態度だったとか、いろいろ好意的な解釈を使用と思えば出来なくもない。

一体、主人公と藤吉は "今現在どんな人物の設定" なの?

しかし、偉そうなのは藤吉も同じなのだ。前回では古株芸人たちの団体交渉を藤吉が「労働争議」と言うし、今回の古株芸人たちへのもの言いの上から目線も然りだ。突然に、偉そうな態度になったのが解せないのだ。

なぜ解せないか?前回での寺ギンと風太のやり取りのような、主人公と藤吉が偉そうな態度を納得させるような描写が無かったからだ。一体、主人公と藤吉は今現在どんな人物になっているのかさっぱり見えて来ないからだ。だから、主人公と藤吉に不快感しか湧いてこない。

あとがき

都合良過ぎる展開と主人公の偉そうな態度と言って思い出すのが、『べっぴんさん』の “坂東すみれ” です。でも、あまり不快感はありませんでした。恐らく “お嬢様” と “創業者” の設定が功を奏したと思いますが、本作の主人公も “お嬢様” と “創業者” なんですよね(失笑) やはり演技力や存在感の問題ですかね。

最後に。前回の簡単感想に、79回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。どうして急に主人公と藤吉を偉そうな人間に描き出したのでしょう?今回の後半で主人公が古株芸人たちを助けるためにこんな事↓を言いました。

てん「はなから苦楽を共にしてくれた事忘れはったんですか」

少なくとも私には主人公が言ったようなことを見た覚えがありません。本来なら “苦楽を共にした” のを描き、夫婦が努力したのも描き、それで “それなりの成功” を収めたから “それなりの人物” になったと、順を追って描くべきだったと思います。

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53 54
第10週『笑いの神様』
55 56

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