わろてんか (第54回・12/2) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式)
第9週『女のかんにん袋』
『第54回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は、風太(濱田岳)が寺ギン(兵動大樹)の下で働き始めたことを知って驚く。そんな中、二人の夫婦仲が寄席の存続に関わる一大事だと心配したトキ(徳永えり)やキース(大野拓朗)たちは、二人を仲直りさせようと一計を案じ、隼也のために端午の節句を祝う準備を整える。そんな仲間たちの心遣いに観念したてんと藤吉は、仲直りのためにお互いの本音をぶつけ合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最初の2か月を無かったことにすれば…
今回は、仕事の都合にて簡単感想で。
…と、わざわざ断ることはない程、特に感想は無い。本作について言いたいとはこれまでも書いてきたから。しかし、敢えて書くなら、今週の内容って1週間も掛けて描くようなことだったろうか?ってこと。
ただ、先日も書いた通り、最初の2か月(殆どだが)を無かったことにすれば、親から借金をして寄席を買い、1年で寄席の営業を順調にさせて借金まで返済し、2軒目も開店すると言う展開は、頭ごなしに悪いとは言い難い。もちろん、メリハリや紆余曲折が無いから物足りないが、話が停滞している訳ではない。
巻き返しのためにやるべきことはある…
しかし、このモヤモヤとした気持ちの原因は何なのか?と考えてみると、「笑い」に関する演出に面白味がないことと、俳優面では主人公と藤吉のイントネーションを始めとした違和感や登場人物としての存在感の薄さが原因ではないかと。今回にしても、主人公と藤吉が喋れば喋るほどドラマが陳腐に見えてしまう。
もちろん、演出と一部の俳優だけがモヤモヤの原因ではない。私を含めた視聴者の超好意的な脳内補完に完全に頼り切った脚本を何とかしなければ、根本解決にはならない。ただ、そのためには脚本家を交代させるしかないから、今できることは、演出と一部の俳優の演技を改善することだと思う。巻き返しのためにやるべきことはある…と思う。
あとがき
主人公夫婦よりも、風太やトキの方が山あり谷ありの人生を送っていると言う不思議な展開。そして、脇役を演じる俳優さんたちの方がパリッとしていると言うおかしな事態。…なんて思って予告編を見たら、新キャラ登場以外は今週と似たような映像ばかりが繋がっていて残念です。
最後に。前回の感想に、84回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございました。今回はこの辺で。月曜日から、またビシッと書きますので、よろしくお願いします。
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【これまでの感想】
●「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)
第1週『わろたらアカン』
1 2 3 4 5 6
第2週『父の笑い』
7 8 9 10 11 12
第3週『一生笑わしたる』
13 14 15 16 17 18
第4週『始末屋のごりょんさん』
19 20 21 22 23 24
第5週『笑いを商売に』
25 26 27 28 29 30
第6週『ふたりの夢の寄席』
31 32 33 34 35 36
第7週『風鳥亭、羽ばたく』
37 38 39 40 41 42
第8週『笑売の道』
43 44 45 46 47 48
第9週『女のかんにん袋』
49 50 51 52 53
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