奥様は、取り扱い注意 (第9話・2017/11/29) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(公式)
第9話『最後のランチ会』、ラテ欄『最後の敵が仕掛けた罠!旦那の正体が遂に…!』の感想。
町に不穏な空気が流れ始める中、勇輝(西島秀俊)に‘秘密’があることを直感した菜美(綾瀬はるか)は、元仕事仲間のハッカー・小雪(西尾まり)に正体を探ってほしいと依頼する。一方、京子(本田翼)は渉(中尾明慶)の不倫を疑い、会社帰りを尾行。部下とホテルに消えるのを目の当たりにしてがくぜんとする。啓輔(石黒賢)との生活に息苦しさを感じる優里(広末涼子)は、合コンで知り合った安西(小関裕太)に誘われランチの約束をするが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
結局、最終回で主人公が暴れるためのネタフリだけ?
冒頭から京子が身の上話(それもかなり長尺な)を話し出す25分頃までは、前回の空き巣窃盗犯事件の続き(と言うか、またやるの?って感じ)で、いつもの奈美のアクションシーンをカットしたようなお話。そして、なぜか25分過ぎからは突然主人公のお話はストップして京子と優里のお話へ…
かと思ったら、44分からは再び菜美と勇輝のお話。CMを挟んで49分から、また京子と優里のお話になって3人で女子会トーク。結局、主人公に直接関わる新情報は、序盤の「リバプールクリーニング」の店主・小雪と勇輝のくだり、後半の勇輝の高層ビル内のシーンと、57分からの奈美と小雪の数分間だけ。
あとは、次回の最終回で主人公が暴れるためのネタフリ。広末涼子さん目当てだから出番が多いのは嬉しいが、その贔屓目を引けば前回と今回で「1話分」で良かったのでは?完全に引き伸ばし感が漂い過ぎ…
脚本家の偏った「女性像」の描き方が気になる…
それに、前回で折角薄まった原案・脚本:金城一紀氏が男性目線で描く「女性像」が何となく一方的で決め付けるのが気になった。浮気をされた妻は反省して帰って来る夫を待つだけとか、女性が売るのは身体だけとか、海外赴任に「支えさせて」と言い付いて行く妻に「いつまでも大切にするよ」と言う夫とか。
やはり、女性軽視と言うべきか微妙だが、かなり偏った描写になっているのが本当に気になる。まあ、これは第1話から感じていたことだが…
あとがき
最終回の予告編を見る限り、全部スッキリさせてくれるのかちょっと心配になりました。何せhuluが全面的にくっついているので、まさかとは思いますが「本当の結末はhuluで」なんてありませんよね。『信長協奏曲』が「続きは劇場版で」でしたので無いとは言い切れない… とにかく、10分拡大の最終回でキッチリと終わらせて頂きたいです。
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【これまでの感想】
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