相棒 season16 (第7話・2017/11/29) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第7話『倫敦からの客人』の感想。
警備員・西田(康喜弼)が殺され、現場付近で見つかった持ち主不明の携帯電話に動画が残っていた。捜査本部は動画に写る男を追う。右京(水谷豊)らは、青木(浅利陽介)から携帯電話の持ち主が「ダークウェブ」という通常では見ることができないインターネットの暗部にアクセスしていたようだと聞く。ダークウェブにアップされている未発覚の殺人動画を見た右京は、わずかな手掛かりから現場を特定し、駆け付ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
配役を見ただけで、大凡の想像はつくのだから…
脚本:徳永富彦/演出:内片輝(敬称略)
恐らく多くの視聴者が、配役を見ただけで “あの刑事” が事件に関与していて、伊武雅刀さんが黒幕で、真犯人はあの青年と分かったはず。だから、問題はこの3人の駒をどう使って『杉下右京の事件簿』でなく『相棒』に見せるか?そして、視聴者を納得させて楽しませるか?
スコットランドヤード時代の人物を登場させたアイデアは認めるが…
結論としては、あまり面白くなかった。確かに、スコットランドヤード時代の登場人物を登場させるのは長期シリーズならではの面白さだし、新旧相棒対決とはいかなかったが、冠城にも若干の役割も与えられた。しかし、捜そうとする場所が次のシーンで見つかったり、右京の推理と正義感で話が進んだりするのは正に「事件簿」
捜査のために事件を作ったような展開は頂けない!
それに、全体的に右京と冠城と南井十(伊武雅刀)を動かすために作られた “殺人ゲーム” であることが見えてしまって、捜査のために事件を作ったような展開だったのは、「これが『相棒』?」と言う感じ。せめて、事件があって特命係が動き出すような筋書きにして貰いたいものだ。
あとがき
真犯人の自殺は後味が良くないし、南井刑事の存在もあやふやのまま終了。物語も捻り過ぎとは思わないが、もう少し事件の構造を単純明快にして、人間を描いて欲しかったです。次回に期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
相棒 Season 15 ブルーレイBOX (6枚組) [Blu-ray]
相棒 Season 15 DVD BOX I (6枚組)
相棒 Season 15 DVD BOX II (5枚組)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/10754/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
- 関連記事
-
- わろてんか (第52回・11/30) 感想 (2017/11/30)
- 奥様は、取り扱い注意 (第9話・2017/11/29) 感想 (2017/11/30)
- 相棒 season16 (第7話・2017/11/29) 感想 (2017/11/30)
- わろてんか (第51回・11/29) 感想 (2017/11/29)
- 監獄のお姫さま (第7話・2017/11/28) 感想 (2017/11/29)