ボジョレーヌーヴォー2017解禁! 今年は酸味と果実味と渋みが見事なバランス「成城石井 カーヴ・ド・ジュリエナス ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」@ローソン
今年も、11月第3木曜日がやって来ました
今年も、11月の第3木曜日がやって来ました。そう、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日です。2009年の大当たり年から2015年までは比較的に当たり年が続きましたが、2016年がイマイチだったため、今年は事前に今一つ賑わいを感じなかった人も多かったのでは?
実は、2017年のフランス・ボジョレー地区は、4月下旬に気温が氷点下に落ち込み、霜やブドウの木々が凍結するなどの事態が発生し、多くの木に壊滅的な被害が出、更に7月10日に起きた雹の嵐で被害が広範囲に及び、多くのブドウの実が落ちてしまいました。結果、フランス全体の今年のブドウ生産量は1945年以来最悪と言われています。
しかし、ブドウが落ちてしまったことで、残された果実に栄養が行き渡り、良質のワインに繋がったと考えます。悪天に耐え抜いたブドウと、生産者さんたちの苦労に感謝をし、お好きな1本を頂いては如何でしょう。
夜中の24時の解禁に合わせて近所のローソンで買いました
私が夜中の24時の解禁に合わせて近所のローソンで購入したのは、成城石井直輸入の『成城石井 カーヴ・ド・ジュリエナス ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2017 750ml』(税別2,590円)です。
カーヴ・ド・ジュリエナス(優れたぶどう畑を所有する83名のぶどう生産者たちが創設した協同組合)が所有する起状の激しいぶどう畑で、手摘みで収穫されたガメイ種を使用しました。生命力のある若々しいぶどうの味わいが特長です。
管理人みっきーの素人テイスティング
まず、香りは意外と強めで、ほのかにベリー系やカシスが漂います。色は一般的なボジョレー・ヌーヴォーよりも一際濃い目のバイオレットで、足も比較的長めでアルコール感も果実さも濃厚な印象を受けました。
味は、表題に書いた通りに、酸味と果実味とタンニン(渋み)が見事なバランスで、ボジョレー・ヌーヴォーと言うと薄口な印象がありますが、意外としっかりとした味わいがありました。全体的には、適度な酸味と苦み、絹のようなサラッとしたタンニンの苦味が印象的です。
合わせる料理は、中重のチリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンに合わせるような、牛の炭火焼き等の赤身の肉料理や、焼き鳥のタレのレバーや軽めのジビエ料理とも合わせられる味わいでした。
あとがき
まだ、1本しか頂いていないので、今年全体の評価は難しいですが、2017年は稀に見る当たり年の予感がします。私は、今夜もワインショップで2,3本購入して飲んでみます。美味しければ感想も書きます。とにかく、近くのお店でテイスティングをして、自分の好みと勘を信じて1本購入してみては如何でしょうか?
『ボジョレーヌーヴォー2017解禁! 3年に1度の当たり年 マスターソムリエ高野豊氏セレクション「ドミニク・ローラン ボージョレ・ヌーヴォー」@イオン』もあります。是非、ご一読を。
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