今からあなたを脅迫します (第4話・2017/11/12) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『今からあなたを脅迫します』(公式)
第4話『許せない!殺人鬼に涙の復讐を』の感想。
なお、原作:藤石波矢「今からあなたを脅迫します」(講談社タイガ)は未読。
澪(武井咲)は教師だった亡き母・七海(石田ひかり)の教え子・國枝(森田甘路)と出会い、自分の両親が死亡した事故で罰を受けた加害者・大西よりも悪い奴がいると言われる。翌日、澪は國枝が添島(前田公輝)という男を襲い逃げたと刑事から聞く。添島は澪の両親を事故死させた車の持ち主で、当時飲酒して同乗していた。澪から話を聞いた千川(ディーン・フジオカ)は、添島こそが事故の加害者で、大西は身代わりだと推理する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:渡部亮平(過去作/黒い十人の女) ※第1話
関えり香(過去作/ハロー張りネズミ 第7話) ※第1,2,4話
宇治信行(過去作/不明) ※第3話
演出:中島 悟(過去作/世界一難しい恋、母になる) ※第1,2話
狩山俊輔(過去作/泣くな、はらちゃん、フランケンシュタインの恋) ※第3話
本多繁勝(過去作/サマーレスキュー、ビンタ! ブラケット・キャッツ) ※第4話
私の心には大きく爪痕を残した芝居を魅せた前田公輝さん
前回の感想に、第3話で離脱するつもりだったが、第4話に見たい俳優さんがゲスト出演するので延命する…と書いた。その俳優さんが、國枝が襲った男が7年前、澪の両親を轢いた車両に同乗していた添島邦昭を演じた前田公輝さん。
『仮面ティーチャー』、『SHARK』、『アルジャーノンに花束を(2015年版)』の脇役で気になり注目し始め、『ホクサイと飯さえあれば』金八先生に心酔している新米国語教師・柑田川永太郎役で、独特の世界観を楽しませてくれた。今回での出番は少なかったが、私の心には大きく爪痕を残した芝居を魅せてくれた。
今後も注目して行こう。
なぜ存在理由の無かった澪を再び強引に物語に組み込む?
さて本編の感想だが。前回までに、澪は居ても居なくても良い存在になっているのに、今回は再び強引に物語に澪を組み込んだ印象が強過ぎる。どうして、ここまでして澪を「脅迫屋」の仲間にしようとするのか?
確かに、今回は明らかにこれまで居なくても成立していた反省を踏まえたかのように、澪が直接関わる案件を持って来たって感じ。これ、もう誰の目にも “大人の事情” であるのは明らかではないだろうか?澪のカットがバストアップ以上の寄りのサイズばかりなのは、もはや失笑レベルの不自然な “大人の事情” 。
お蔭で、誰が主人公で、どこが “脅迫エンターテインメント” なのか分からなくなってしまっている。こう言う不自然なストーリーが一番面白くないのに。
あとがき
この内容では、第3話の視聴率 6.4%から再び 5%代に落ちそうですね。もちろん、「視聴率=ドラマの質」ではありませんが、本格的なテコ入れをした方が良いと思いますね。でも、私は今回で継続視聴から離脱します。継続視聴する皆さん、楽しんで下さい。演出の中島悟さんとは、今度こそ面白い作品で再会したいです。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ドラマ 「今からあなたを脅迫します」 オリジナル・サウンドトラック
【Amazon.co.jp限定】Let it snow! 初回盤A(CD+DVD)(オリジナルB3ポスター(Amazon ver.)付) DEAN FUJIOKA
今からあなたを脅迫します (講談社タイガ) 藤石 波矢
今からあなたを脅迫します 透明な殺人者 (講談社タイガ)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/10686/
- 関連記事
-
- 民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~ (第4話・2017/11/13) 感想 (2017/11/14)
- わろてんか (第37回・11/13) 感想 (2017/11/13)
- 今からあなたを脅迫します (第4話・2017/11/12) 感想 (2017/11/13)
- 陸王 (第4話・2017/11/12) 感想 (2017/11/13)
- わろてんか (第36回・11/11) 感想 (2017/11/11)