ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~ (第4話・2017/11/10) 感想

テレビ東京系・金曜8時のドラマ『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(公式)
第4話の感想。
なお、原作:荻原浩「花のさくら通り」(集英社文庫)は未読。
杉山(沢村一樹)は元船具店で、古い写真の中からひときわ美しい女性を見つける。彼女はサキ(大空眞弓)といい、商店街では知らない人がいない令嬢だった。杉山は思わず一目ぼれするが、彼女は今では80歳近いはずだ。そんな中、サキがさくら(和久井映見)に連れられて、広告社にやって来る。驚く杉山を前に、サキは「私を広告してください」と依頼する。伝説の女性が20年ぶりに登場し、寂れた町はにわかに活気づく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
本作風のホッコリ話で、人→人へ仕事が繋がるのも良いが…
脚本:岡田惠和(過去作/ビーチボーイズ、最後から二番目の恋) ※第1,2,4話
谷口純一郎(過去作/WOWOW『本日は、お日柄もよく』) ※第3話
演出:川村泰祐(過去作/映画『海月姫』) ※第1,2話
及川拓郎(過去作/スペシャリスト、刑事7人) ※第3,4話
本作らしい心温まるお話だし、雰囲気も悪くないし、人が人を繋いでユニバーサル広告社の仕事が連続していくのは、連ドラとして楽しい…のは、大いに認める。しかし、「伝説の女性が20年ぶりに登場」したことで、「この町」である必要性が無いような…。だって、シャッター商店街の住民でない訳だから…
メインの岡田惠和氏の脚本の時に違和感を覚えるのが困る…
前回までは、「この町」に住んでいる人が、「この町」にある広告社を利用して「この町」そのものが変化していく…と言う話になっていたのに。更に、前回では脚本に於ける “台詞と台詞の間” が大幅に増え、キャラクターが自然な動き、自然な喋りになり、“作り物臭さ” が少なくなったのに…
脚本担当がメインの岡田惠和氏に戻ったら、また “作り物臭さ” が復活した上に、「この町」でなくても成立する物語になってしまったのは、困ったぞ。
あとがき
前回の谷口純一郎さんの脚本は、「これだよ!私が見たかったドラマは」と十分に思わせてくれました。演出は前回と同じ及川拓郎さnですから、この違和感なり勿体なさは岡田惠和さんの脚本が原因ってことですよね。うーん、岡田さんは「この町」よりも「広告の効果」を重視ってことかな?
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