今からあなたを脅迫します (第2話・2017/10/29) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『今からあなたを脅迫します』(公式)
第2話『歌姫を守れ悪徳記者ヤラセ記事』の感想。
なお、原作:藤石波矢「今からあなたを脅迫します」(講談社タイガ)は未読。
脅迫屋の仕事を手伝う羽目になった澪(武井咲)は千川(ディーン・フジオカ)と共に依頼人・沙和子(大後寿々花)の元へ。ゴーストライター疑惑などの中傷記事で歌手・ERu(高月彩良)を自殺に追いやった雑誌編集長・茂木(小木茂光)を脅し、彼女の名誉を回復させる記事を書かせてほしいと頼まれる。澪は千川から、茂木との取引のためのスクープを捏造(ねつぞう)すべく、人気俳優・柿宮(栗原吾郎)に抱き付く役を命じられる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
演出の中島さん、ハンディカメラの映像は止めた方が良い!
第2話の脚本は、関えり香氏の単独執筆。演出は、『今度は「世界一難しい恋」演出の中島悟氏から「本物宣言」コメントを頂戴しました!』の投稿で、当blogとはご縁のある演出家の中島悟氏。
演出の中島さん、特に「脅迫屋」の室内シーンでのハンディカメラの映像は止めた方が良い。フィックスで撮るだけで全然見易さが違うから。字幕付きで見ると酔っ払ってしまうので。
澪の出番が制限されてマシになったが、益々変化が乏しく…
さて、1週空いたお蔭で、第1話の悪印象が薄まった。また、気のせいだろうか、第1話でやたらに登場した澪の出番が制限(限定)されたように感じた。そのため、ストーリー全体が見え易くなった。良くなったのはその位かな?
また、大人の事情でしょうがないとは言え、前回より増して、澪のカットに似たような動作のものが多く、何となく変化に乏しい映像ばかりに見えてしまう。もしも、それをカメラを揺らして逃れようと言うなら、本末転倒以外の何物でないと思う。
俳優頼みを止めて、「勧善懲悪」の物語重視にしたら?
それにしても、本作って何を視聴者に見せたいのだろう?「脅迫屋」の活躍なのか、「脅迫屋」の協力者の澪なのか?下世話な言い方をすれば、ディーン・フジオカさんと武井咲さんのどっち目当ての視聴者向けに作っているの?ってこと。そこをハッキリさせちゃった方が視聴者の見極めがついて良いような…
もちろん、私は上記のいずれでもなく、「脅迫屋」で「勧善懲悪」を見たい。同局で放送中の『ブラックリベンジ』と類似点があるが、脚本も演出も割り切っている分だけあちらの方、が面白味がある。従って本作は俳優頼みを止めて、物語重視にして差別化したら化ける可能性はあるかも?
あとがき
中島悟さんが演出担当でなければ、前回でとっくに離脱しているのですが。でも、前回よりは幾らかマシになったかな?と言う感じはします。次回で継続視聴の見極めをするつもりです。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
今からあなたを脅迫します (講談社タイガ)藤石 波矢
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/10629/
【これまでの感想】
第1話
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