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わろてんか (第24回・10/28) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第4週『始末屋のごりょんさん』 『第24回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


てん(葵わかな)が母からもらった着物がなくなり、一番に楓(岡本玲)が疑われる。商売に励む藤吉(松坂桃李)は店の経営状態に不審を抱き、経理台帳を見ようとして啄子(鈴木京香)に取り上げられてしまう。てんは着物を盗んだのが楓でないことを知り、楓を疑ったことを謝る。楓は自分の思う道をがむしゃらに進むてんが疎ましくて意地悪をしたと謝り、これからはてんのように生きたいと笑って、北村家を去っていった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なぜ毎回毎回アバンタイトルから崩壊し、不快にさせるの?

もう、毎回毎回どうしてアバンタイトルから崩壊し不快にさせるのか?この↓トキの台詞とナレーションだけで十分にイヤ~な気分。

トキ「まさか 楓さん?」

N「数々のいけずに耐え」

まあ、いつもなら超好意的な脳内補完をして、「トキなんて、てんよりも楓のことを知らないはずなのに。なんて推理力が働く女中なんだ!」と解釈するのだが、流石に今回は無理。だって、本作は、朝ドラお得意の女一代記がベースのホームドラマだから。推理モノでも謎解きでもないのだから。

だから、せめてトキに「もしかしたら、楓さん?」と言わせて、てんに否定させるべきだった。ナレーションについては一々言及しないが、ナレによればてんは相当イジメに耐えたらしい。どこをどう見ればナレのように見えるのか?私には、結構気ままに “女中さんごっこ” をやっていた程度にしか見えなかったが。

第24回は、楓のこの台詞が肝だ!

とにかく問題なのは、本作は放送開始1か月も経たずに “前後の脈略のない騒動至上主義” に陥ってしまったことだ。アバンの最後に楓がこんな↓ことを言うが…

楓「そやけど 誰が こないな…」

↑あとの祭りである。

どうして、こうも箇条書きにしか物語を書けないの?

主題歌明け。一応、劇中での藤吉は、一人前の若旦那なのだから、既に経理台帳を何気にチェックしているカットが幾度かあって然るべきなのだが。とにかく脚本家が思い付きで前後の脈略無しに、この度の騒動のイントロとして主題歌明けに “”藤吉が経理台帳を探し当てて驚く” と書いちゃう。

また、続けて “店の経営状態をひたすら隠す啄子” とも書く。この2行を書いたら、素人でも次には “店の経営が傾いていることが藤吉にバレる” と書くだろうに。

今度は唐突に「辛い時こそ笑おう」を引用して「なぞかけ」と「みだれ髪」を強引に入れ込むから、物語の流れ(箇条書きだが)に自ら急ブレーキをかけちゃう。これだからいつも「笑い」は取って付けたようになるのだ。

次々 てんの性格を "とてもイヤな印象" に映してどうする?

そして今度は “てんが藤吉の姉・頼子が壺を質屋に入れるのを見てしまう” と、まるで思い付きのように1行書いてしまうから、てんが楓を外へ探しに行くと言う不自然さが生まれてしまう。

更に良く分からない内に、着物紛失騒動が一件落着してしまう。本来は、ここを丁寧に描けば頼子の人間性が垣間見えるのに、もったいないことをするものだ。とにかく、脚本家が書きたいエピソードを適当な順に並べているだけだから、この↓台詞が妙な意味を持ってしまう。

楓「うちの事 分かってくれるような人は だ~れもおらへん。
  あんたには分からへんわ」

楓のこの↑台詞に続く、てんの言動はから、「みだれ髪」だ「与謝野晶子」だ「女侍」と誉めて笑わせて仲直り…みたいになっていだが、何となく腑に落ちない。だってこう思わないか? てんも北村屋に来たばかりの時に(藤吉は別にして)この↑楓と同じ気持ちでなかったのかと。

だとすれば、てんが楓に共感して自らのことを話し、2人の蟠(わだかま)りが解けていくのが自然な流れでは? そこを「藤吉との仲の自慢話」にしてしまったら、私には何だか、てんの性格がとてもイヤな印象に映ってしまった。まっ、アバンで楓を犯人扱いしただけで十分に印象は良くないが。

少しは てんを「見習うに相応しい人格」に書きなさいよ!

それこそ、楓も楓で翻るのが速すぎる。まるで、土曜日に合わせたように(苦笑)

楓「うちも あんたを見習うて うちらしゅう生きてみるわ」

しかしだ。つまずきだらけのこの物語でも、楓にこんな↑台詞を言わせて退場させるなら、「見習うに相応しい人格」として、また、「笑い」と「夫婦二人三脚」で「笑いの殿堂」を創り上げたヒロインとして、トキの「まさか 楓さん?」に同調すべきではなかった。

そして、朝ドラのヒロインなら笑顔で「楓さんは そんな人じゃない!」否定させるべきだった。

脚本家が、未だにてんの性格や設定を定めないのが元凶!

こんなことになるのも、脚本家がヒロインの性格や人物設定を未だにきちんと決めないからだ。だから、毎日異なるヒロインが誕生しては消えていくような気分になる。

“今回のてん” に限って言えば、少なくともこれまでのてんは、おバカさんだが人を疑うような人間ではなかったのだから、“まるで別人みたい” と言わざるを得ない。全く脚本家の仕事が雑過ぎる。

楓「もめ事には もう飽き飽きしまして」

てんの兄・新一に続いて、楓も呆気なく退場。楓のこの↑台詞、こっちの台詞だと大声で脚本家にぶつけたい。

家の仕事ができないから芸人の道を選んだ藤吉が、今や!?

さて、13分過ぎに楓が退場した。一体、楓の劇中での役割はなんだったのか?なんて無意味なことを考えていたら…

藤吉が店の経理台帳を見つけた。家の仕事ができないから芸人の道を選んだ藤吉が、いつの間にか美味しいお米の目利き(コスト感覚はゼロ)ができるようになって、今度は経理台帳をざっと見ただけで店が傾いていることを見抜いた。少なくとも2度は、私の目の前で “コスト感覚ゼロの仕入れをしたばかりの男” がだ。失笑しかない。

店の経営難=啄子の以前の全ての言動に説得力が無くなる

さて、今になって北村屋の経営が傾いていることを “騒動” にしたいようだが、先日、番頭の又八に「質より量」と言わせた時点で、私の中では「北村屋は、安かろう悪かろう米を売る店」であり、商人の町・大阪船場で生き残っていること事態が不思議なくらいと感じていたから、正に「今さら?」しかない。

しかし、予告編を見る限りでは、「北村屋が傾いている」と言うエピソードをやるらしい。やるのは勝手だが、やった瞬間に啄子のこれまで全ての言動に説得力が無くなることが、脚本家は分かっているのか?

てんを叱りつけたことも家訓の指導も全て「店を傾かせておいて、どの口が言ったの?」となるのだ。そう、啄子の立場が致命的に不可解になるの。こりゃ、話が繋がる繋がらない以前の問題だ。

あとがき

来週ですが、恐らく啄子の立場を致命的に悪くさせる訳には行かないから、番頭の又八を「実は仕事が出来る番頭」に仕立てるでしょうね。でも、今さら「質より量」は消せないから、常客を引き連れてライバル店にヘッドハンティングされて、これまた退場ですかね。

そうすれば、脚本家としては「見かけ上のスタートライン」を作ったつもりで書けるはず。予告編を見る限り、街中を新たな客を捜し歩いている内に、藤井隆さんと出会って、また芸だ笑いだと適当に挟んで、ぐだぐだと進むと思います。 「え~、毎度馬鹿馬鹿しいお噺しで…」と突き返せるものなら返したい気分です。

最後に。前回の疑問符だらけの感想に、104回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございます。自分では「最初の1か月」を見極め期限にしていたのですが、ここまで酷いと見てみぬふりをするようで反骨精神が宿って来ました。と言う訳で、いつ離脱するか分かりませんが、私は私で「一話入魂」の精神でもう少し見てみます。

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
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第2週『父の笑い』
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第3週『一生笑わしたる』
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第4週『始末屋のごりょんさん』
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