相棒 season16 (第2話/15分拡大版・2017/10/25) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第2話/15分拡大版『検察捜査~反撃』の感想。
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は法務事務次官・日下部(榎木孝明)の後ろ盾を得た検察官の田臥(田辺誠一)によって、3人の妻を殺害したとされる平井(中村俊介)の捜査から閉め出されてしまう。田臥はさらに特命係を追い詰めようと、捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)にも接近。一方、平井の事件の解明が中途半端であることに納得がいかない右京らは平井の弁護士・慶子(中村ゆり)を呼び出し、平井邸に立ち入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
2002年の『season1』以来、初めて睡魔に負けた!
きっと、私が昨夜とても疲れていたからだ。きっと、夜遅くに酒を飲みながら録画を見たせいだ。そうでなければ、大好きな『相棒』が始まって15分で、私が睡魔に負けるはずがない。2002年の『season1』から全話見ているが、睡魔に負けたのは今回が初めてだ。
耳だけで内容が分かるドラマを『相棒』とは言いたくない!
前回(前編)は、特命係を目の敵にする登場人物ばかり増やす話を延々とやりつつ、その中にポツンと何となく事件を描いた。そして、今回(後編)はその事件の方を中心に。それだけに何だか以前に見たようなシーンが繰り返されたような印象が強かったし、映像的だったのはビデオカメラくらいだし、あとは殆ど動く紙芝居。
「朝ドラ」よろしく耳だけテレビに傾けていれば殆ど内容が分かってしまうなんて『相棒』とは言いたくない。それに、今回の事件そのものも違和感が。なぜ、平井が4人を告訴しようとしているのかがさっぱり分からない。田臥が平井に告訴を依頼したなら分からなくもないが…
右京が喋り過ぎだが、相棒2人の違いが明瞭なのは評価す
どうして、ここまで単なる謎解きだけを描くのだろう?以前は、事件に潜む犯人の心情などをキッチリ描いていたのに。ただ、悪い所ばかりでは無かった。右京が喋り過ぎなのは置いておいて、それなりに相棒の2人の違いをしっかりと分かり易く描いた。この部分は是非とも正常進化させて物語に反映させるべきだ。
今後のことを考えると、どうなのだろう?相棒2人の違いを明瞭する方向を目指すか、『相棒』らしい事件を作って描くべきか?本当は両立させてもらいたいが、ここ数年を見ればそれはほぼ叶わぬこと。作り手も、それは承知のはず。だから、今回は前者を試した。そして、視聴率次第で後者になる可能性もあるか?
あとがき
本文に書いた通り、右京と冠城、またその他の登場人物を描き分けたのは良かったと認めたいです。ただ、お話そのものは、かなりつまらなかった。せめて2時間スペシャル1話で済ませておけば印象は違ったと思いますが。テレ朝の上層部さん、人気コンテンツだから放送すれば良いと言うものではないと思います。
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【これまでの感想】
第1話
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