わろてんか (第18回・10/21) 感想

連続テレビ小説「わろてんか」

NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』公式
第3週『一生笑わしたる』 『第18回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


藤吉(松坂桃李)のおかげで笑いを取り戻したてん(葵わかな)だが、密会していたことが儀兵衛(遠藤憲一)にバレて捕まってしまう。藤吉はてんと結婚させて欲しいと儀兵衛に願い出るが許してもらえず、儀兵衛はもしてんが藤吉と一緒になりたいと言うなら勘当だと言い放った。それでも藤吉のことを思い切れないてんは、藤岡家を出る覚悟を決め、涙ながらに儀兵衛としず(鈴木保奈美)に育ててもらった感謝を伝えるのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

もはや、藤吉のすべての台詞が信用も理解も出来ない

もう、どうにでもなれ!って感じだ。冒頭で藤吉が「お嬢さんを下さい!」と言った時点(まだ1分半位しか経っていない)で、どう言う経過を経て、藤吉がてんを嫁と決めて、この場面で一方的に結婚宣言をしたのか理解できない。「え~と」と思いを巡らしていたら、ナントこんな↓台詞が藤吉の口から飛び出した。

藤吉「店を継ぎます。きっぱりと 芸は捨てます」

はぁ~?その前に藤吉が「お嬢さんを下さい!」と言った時に、驚いたのはてんだけで、他の登場人物は若干あたふたしただけ。これ、藤岡家と藤岡屋にとって以前のお家騒動以上の一大事じゃないの?てんがビックリしたのを強調したいのだろうが、他の関係者も驚かないと不自然極まりないのも分からないのか?

"笑い" を見下し "芸" を冒涜する男の芸なんて見たくない

そんな違和感だらけの演出に続いて、この↑藤吉の台詞だ。こんな台詞を言う前に、捨てると言い切った「藤吉の芸」とやらを見せてみろと思っていたら、なんと、藤吉が突然儀兵衛たちの前で芸を披露し始めた。もう頭が痛くなる…(本当の頭痛で無いのでご心配なく)

恐らく、脚本家と演出家は「これまで稽古を続けてやっと成功した!」としているつもりなのだろう。しかし、書くのも面倒な位に話の筋が通らない。

まず、基本的な部分として藤吉の芸が何であるかが分からない。そして、本作の最初の頃の舞台での役があって、少し前に傘回しを稽古して、次に見たのは「チョコ衛門」だ。全く芸に一貫性が無い。それだけでも捨てると言っている「藤吉の芸」が一切不明瞭な上に…

藤吉「俺は 商人としては役立たずや。
   そやから なんとか 芸で身を立てるしか…」

この↑藤吉が芸人さんを全くリスペクトしていない見下し発言もあり、私(恐らく読者の皆さんも)には、“藤吉の芸に対する考え方” が全く見えない。まず、こんな藤吉がモデルに則って「笑いの殿堂」を築くと言う展開にしようとする神経が分からない。

余りに脚本と演出が思い込みだけで先に進めるのに不快感

確かに、劇中の儀兵衛や家族たちには、突然「嫁にくれ」と言い出した男が、目の前で芸を披露し「芸を捨てる」と宣言したら、藤吉の思いは伝わるかも知れない。実際に映像ではしずたちが拍手を送っていたから、そう言うことなのだろう。しかし、私を含めた多くの視聴者には何も届かないし響いて来ないのが現実。

藤吉「一生 笑わしたる」

その上、藤吉のこの↑一言で、てんが結婚を決意してしまう。「うちも わろうて生きていきたい」と。もう意味が分からないを超えて、あまりに脚本家と演出家が自分たちの思い込みだけで先に進めることに、不快感すらわいてくる。

当時なら大人の19歳の女が「好き」と言うのも白々しい

その上、以前から書いているが、私には27歳の男と11歳の少女の出会いと言う不潔とは言わないが、犯罪の匂いがする関係が頭にあるから、それから8年経ったとすると、35歳のいい歳をした男に対して当時なら結婚適齢期な大人の19歳の女が、「好き」とか言っているのも、なにか白々しいと言うか…

「一生笑わしたる」だけで3週間を無にするのは無礼千万

結局この3週間を振り返れば、4分頃のてんの台詞にあるように、幼少期の出会い、あっと言う間に時間経過した8年間の手紙のやり取り(一方的にてんが受け取っていただけ)、手紙の内容が嘘だったことの発覚で裏切られたこと、先日の蔵に閉じ込められた時に毎晩笑わせてくれたこと、この位しか2人の恋のエピソードはない。

なのに、「一生笑わしたる」と言う何の根拠もなく、そもそも藤吉にとっての笑いが何なのかもわからないまま、「一生笑わしたる」の言葉に付いて行くてん。家族も全く引き留めようともせず、先日も書いた通りの冷たい反応で、送り出す。視聴者をバカにするにも程があると思うが。

あとがき

来週の予告編を見れば、この3週間は無かったことにして「第2章」が始まるような描き方。だから何度も書いたのです。てんと藤吉は幼少期には擦れ違う程度にしておいて、演芸好きなてんがたまたま寄席に行ったら面白い芸人さんに出会い惚れちゃう話で良かったと。これなら数日で済みますよ。

最後に。前回の愚痴と怒りの感想に101回ものWeb拍手と、たくさんの応援コメントを頂き、ありがとうございます。流石に、ここまで徹底的に「笑い」を描かぬまま、「一生 笑わしたる」の一言でまとめるのは強引で不愉快です。「芸」を冒涜しているような表現も不快です。1か月は様子見と思いましたが、もっと早めに堪忍袋の緒が切れる可能性が出て来ました。

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【これまでの感想】
「わろてんか」なぜ視聴者を “場違いの笑いと置いてけぼり” を続けるのか?(2017/10/15)

第1週『わろたらアカン』
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第2週『父の笑い』
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第3週『一生笑わしたる』
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