重要参考人探偵 (第1話・2017/10/20) 感想

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『重要参考人探偵』(公式)
第1話『なぜか死体を見つける男!?シャンデリアで殺された女帝部長!!』の感想。
なお、原作:絹田村子「重要参考人探偵」(小学館/月刊フラワーズ)は未読。
モデルの圭(玉森裕太)はなぜかいつも遺体の第一発見者になってしまう‘不幸体質’の男。ある日、圭は広告モデルを務めた新作腕時計の企画リーダー・小高(遼河はるひ)に気に入られ、モデル仲間の斎(小山慶一郎)とシモン(古川雄輝)の3人で同商品の発表会に出席する。会場に飾られた貴重な懐中時計が人目を引く中、圭の目前でシャンデリアが落下。下敷きになった小高が死亡し、圭は重要参考人として警察にマークされてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
探偵が偶然遺体の第一発見者になる話としてはイマイチ
脚本:黒岩勉(過去作/貴族探偵、ようこそ、わが家へ)
演出:塚本連平(過去作/お迎えデス。)※第1話
宝来忠昭(過去作/こえ恋)
小松隆志(過去作/家政夫のミタゾノ)
音楽:高見優(過去作/仰げば尊し)
なぜかいつも遺体の第一発見者になってしまう‘不幸体質’の男は、当然ながらいつも重要参考人になるが、逮捕寸前になると驚異的な集中力を発揮して事件を解決…そんな物語のようだ。
事件や流れ自体は悪いとは思わないが、「なぜかいつも遺体の第一発見者になってしまう」と言う部分だけが “唯一の本作らしさ” なのが辛い。そこを削り取ってしまえば、刑事や探偵が偶然遺体の第一発見者になるドラマなんて、古今東西山ほどある。
脚本と演出にメリハリも緊張感も無く普通過ぎる
だからこそ、類似作品との差別化や既視感の払拭のために、脚本と演出が個性的に描くべきなのに、至って普通に描いてしまっている。メリハリも緊張感も無いし。また、普通の深夜枠ならこの程度でも納得しても良いのだが、テレ朝の「金曜ナイトドラマ」枠と考えると、この枠らしい癖も著しく乏しい。
残念ながら、15分過ぎには飽きてしまった。また、私は録画で昼間に見たが、もしもリアルタイム視聴していたら間違いなく睡魔との戦いだったろう。先に書いた通り、事件や流れ自体は悪くはないのだが、全体的に面白味が無い。せめて、もう少しモノローグを減らせないだろうか。これだけ多いと単純に耳障りでしかない。
あとがき
『信長のシェフ シリーズ』で大好演した玉森裕太さんが主演と言うことで期待したのですが、玉森裕太さんは頑張っていますが、如何せん脚本と演出が普通過ぎます。第1話を見た限りでは、演出家が代わる程度では面白くならないような。第2話で継続視聴か判断します。
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