奥様は、取り扱い注意 (第3話・2017/10/18) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(公式)
第3話『トレーニング教室』/ラテ欄『ママ友いじめのボスと女同士の対決』の感想。。
菜美(綾瀬はるか)はかつて某国の特殊工作員だったが、勇輝(西島秀俊)はじめ周囲には秘密にしている。ある日、菜美はカツアゲしている3人組の不良に遭遇し、‘罰’を与えた。すると、それを目撃していた理沙から、けんかのやり方を教えてほしいと頼まれる。幼稚園児の子を持つ理沙は、幼稚園の保護者会のボスで元女子プロレスラーの貴子からいじめを受けているのだという。菜美は条件付きで、トレーニングを引き受ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第3話になって、まるで別の作品を見ている錯覚に陥るほどだった…は言い過ぎか。これまでの2話が、主人公の生い立ちや過去の仕事を活かして魅せた物語にしたかった(しなくてはならなかった)から、ご近所トラブルの割に事件性が高い案件を持って来た…と言う訳か?個人的には、その路線を強調させ続けても良かったと思うが…
"勧善懲悪モノ" から、設定無視の "人情ドラマ" へ路線変更?
そもそも主人公は「普通の主婦」なのだから、この位のどこにでもありそうなご近所トラブルがお似合いかも知れない。
しかし、これでは、「天涯孤独で、愛情を知らずにタフに生きてきた」や「家事全般は下手だが、正義感が強くて怒らせたら凶暴になる専業主婦」と言う人物設定が殆ど活かされていない、「元孤独な武術ができる専業主婦」の “人情ドラマ” でないか?前2話の “勧善懲悪モノ” はどこへ行った?
前より暴力の必然性が乏しく "ただ暴れているだけ" に!?
確かに、これも1つの正常進化に違いないが、正直これで良いのかな?このまま “人情モノ路線” を続けるなら、更に工夫が必要だろう。テンポも緩いし、サスペンス要素もほぼ皆無になったから。これ、以前より主人公の暴力の必然性が乏しいのに “ただ暴れているだけ” のドラマになってしまったような…
「もっと暴力で倒すべき分かり易い悪党」でないと…
それと、主人公は「暴力では何も解決しない」と言うようなことを言っていたはず。なのに最後は暴力?なんか、矛盾しているような。やはり、「もっと暴力で倒すべき分かり易い悪党」を作らないと、主人公の正義感が空回り&一人歩きしているように見えてしまうのでは?その前に、暴力では何も解決しないと思う自分もいる…
あとがき
個人的には、広末涼子さん目当てでの鑑賞なので、単純に過去2話より出番が少なかったのが残念でした。せめて、ヒロスエの出番が多ければ、ストーリーに多少の矛盾があっても無視できます。これが、いつものドラマ愛バリバリとは違う、ミーハー的立場の私の感想です。
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