相棒 season16 (第1話/初回30分拡大・2017/10/18) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season16』(公式)
第1話/初回30分拡大『検察捜査』の感想。
3人の妻を殺した容疑で勾留中の平井(中村俊介)が検察で供述を翻し犯行を否認。自白を強要されたとして、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)、捜査一課の伊丹(川原和久)らを脅迫罪で告訴する。検察が告訴状を受理し、検事の田臥(田辺誠一)が特命係へ。田臥を動かす法務省の日下部(榎木孝明)の狙いは、捜査権のない特命係の捜査への関与を立件することだった。右京は田臥に平井の事件に携わったきっかけを話し始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
初回は「season15 最終回」の脚本&演出のコンビ
脚本:輿水泰弘(過去作/相棒シリーズ、劇場版II、劇場版III)
監督:橋本一(過去作/相棒シリーズ、劇場版IV、BORDER、)
右京「想像が及ばないのならば、黙っていろ!」
冠城「右京さん、あなた何様だ」
「season15 最終回」の脚本&演出のコンビで、相棒ファンの間で物議を醸した上記↑の台詞を作り出した人たちだから、何かまたやらかさなければ良いなと思いながらの視聴となった。
右京と冠城の描き分けも、最近の相棒らしさもあったが…
まあ、右京と冠城の描き分けはきちんと出来ていたし、最近の相棒らしさもそれなにあったとは思う。ただ、やはり輿水泰弘氏の脚本は、これまでの右京さんや冠城が言う口癖みたいなものを排除して、これは言わないだろうと言う台詞を書くんだよね。今回も21分頃「僕の悪い癖」を言わなくちゃイケない場面で違うことを言わせたし…
中途半端な30分拡大で2週跨ぎなら「2時間一話完結」で
なんだろ?叙述トリックみたいなのを狙ったのかな。個人的には、時間軸をいじって複雑に見せるようなストーリー立てが苦手だし嫌い。それに、今回は「2時間スペシャル」でなくて「30分拡大」で丁度良いなと思ったら、「二週跨ぎ」。これなら、どうせ助長気味なのだから、「2時間で一話完結」にして欲しかった。
特命係を目の敵にする登場人物ばかり増やしても…
それに、なぜ特命係を目の敵にする登場人物ばかり増やして、警察内部を複雑に見せるような設定ばかりに走るのだろう?正直、警察内部の特命係への嫌がらせなんて今さら見たくないのに。
普通に事件が発生して、偶然に特命係が首を突っ込んで、想定外の証拠や矛盾する容疑者の供述などをもとに、組織に捉われない特命係らしい、そして杉下右京らしい卓越した推理と、冠城こその人脈を活かした行動力で、事件の真相を暴いていく…そう言う単純な『相棒』を見たい。これが贅沢だろうか。
あとがき
いつも書きますが、他の刑事ドラマに比べたら面白いのです。ただ、長年『相棒』を応援して来たファンとして、どんどん見たい作品と解離していくのが残念です。半年間あるので、何とか、原点回帰を期待したいです。
因みに、第2話も「15分拡大」だそうです(困)
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