先に生まれただけの僕 (第1話/初回14分拡大・2017/10/14) 感想

日本テレビ系・土10ドラマ『先に生まれただけの僕』(公式)
第1話/初回14分拡大『未来を生きる子供たちのために教師は何を教えるべきか?サラリーマン校長の仰天学校改革!?』の感想。
なお、本作は 2017年8月下旬にクランクアップ(撮影終了)しており、改善案等の提案は無意味なので単純に感想のみです。
大手総合商社で働く35歳の鳴海(櫻井翔)は、ある日突然、グループ傘下の私立高校の校長として出向することに。そこで赤字続きの経営を立て直すことになった鳴海だが、副校長兼事務長の柏木(風間杜夫)は頼りにならず、ちひろ(蒼井優)ら教師にも危機感が全くない。一方の教師たちも、若い上、教育現場のことを知らない鳴海の赴任に反発する。そんな中、鳴海は始業式で型破りのあいさつをし、生徒たちの心をつかむが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
もっと社会に切り込むようなドラマを期待しただけに…
脚本:福田靖(過去作/ガリレオ) 演出:水田伸生(過去作/ゆとりですがなにか) 音楽:平野義久(過去作/ゆとりですがなにか)
40過ぎまで、ほぼ状況説明でいつになったら物語が動き出すのかと思いきや、15分も延焼したのに第1話はネタフリで終了。10年以上も『NEWS ZERO』のキャスターを務めている櫻井翔さんが演じるのだから、もっと社会に切り込むようなドラマを期待しただけに、かなりポカーンとしてしまった。
学校の経営再建は学校長でなく、理事長の役割では?
それに、あれこれ長々と説明していたが、説明不足と言うかおかしく思ったのは、こう言う学校の経営再建は学校長でなく、理事長の役割では?劇中でも「校長は管理職にしか思っていない」と言うような台詞もあったのに、なぜ学校長が一般教師に学校経営を説くなんて無意味だし、お門違いの話では?
やりたいことは分からなくもないが、今一つ説得力がない
民間企業が経営する私立高校を舞台に、学校と言う異文化の中に現代社会の現実や民間企業の経営論理を教師や生徒に理解させて、学校改革をしようとする会派エンターテインメントにしたいのは分からなくもないが。
視聴者がそう言う様々な現実を知る機会としては悪くないが、劇中の教師や生徒が知ったからどうなると言うことでもないような…
あとがき
奨学金を払い続ける苦労や、織田裕二さん主演の映画『県庁の星』の主人公のように出世が約束されたプライドが高い男でない点は、新鮮味を感じました。でも、櫻井さんは商社マンに見えないから、そこはもっと頑張って欲しいです。
見る世代でだいぶ感想が変わりそうな作品ですね。オジサンには少しも現実的に見えませんでした。次回も様子見します。
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★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/10562/
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